福山菱の実会掲示板
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秋風
瀬戸内胡桃 2006/10/08 13:08:45 compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.0.3705; Media Center PC 2.8 @softbank219060009112.bbtec.net
今回も何度目?かの『けじめ』が男の美学として詫び状に語られていますね!

この人は孤独な寂しがり屋のようで、秋風がいっそうその人を寂しくさせているのでしょうか?
福山への未練を拭いきれないこの人はお気の毒です。

私は、なかなか「けじめ」をつけきれない優柔不断な男性?を好きにはなれません **** 決して私だけではないと思います.

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見たい!
姿勢堂児 2006/10/03 13:41:57 compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1 @hprm-1018.enjoy.ne.jp
薄明るい中で見る美人。
ということでしょうか。
美しいものを、見ながら、
ますます 想像をかきたてる。
見るより観る。
目で見るから、心で観る。
写真を見ながら 妄想が膨らむ。

太陽光線の下でみる美人とは少し違うようですね。
目に映るものしか 見えない世界。
光と影でしょうか。
薔薇の花と棘でしょうか。

見えないものを観た。
ありがとうございました。
ベールに包まれた。
ひそやかな 美しさ。
それも 桜の散るが如く 短命。

人の夢は 人+夢=儚い
誰が 発明した漢字なのだろう。
これぞ本質。
まあ 夢 夢 ・・・
これからも夢を見ようではありませんか。
儚いとわかりながら 夢を追う。
だから 夢。

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美人薄命
放浪者 2006/10/03 12:52:58 compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.0.3705; Media Center PC 2.8 @softbank219060009112.bbtec.net
「月下美人」
夜に咲き始めた花は一夜限りで、翌朝には儚くその花はしぼんでしまいます。
太陽の下ではその華麗な姿を見ることは出来ません。
1.
http://www.yutolife.com/contents/user/HP/CustImages/1000/4/33709.jpg
2.
http://www.yutolife.com/contents/user/HP/CustImages/1000/4/33703.jpg
3.
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4.
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5.
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続さわやかなひと
木谷佳子 2006/09/28 15:33:33 compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322 @eaoska164109.adsl.ppp.infoweb.ne.jp
 その名刺を取り出し
電話の前に立った。
駅から医療センターまでの距離は相当なものである。
藤田さんの営業に少し協力出来そうだ。
携帯の番号をプッシュした。

 出たのは少年の声だった。
「藤田さんですよね」
「はい」
「お父さま、いらっしゃいますか」
「はい、ちょっと待って下さい」。
少し間があいた後、藤田さんの懐かしい声がした。
「今の息子さんですか」
「いやぁ、ありゃあ、うちの家内です、電話にゃあ出るな言うとったんですが、ちょうど、納屋のほうに入り込んどったもんで」
「まぁ、、、」。

 急に病院に行かなくてはならないことを告げると
「今日はあいにくと非番でして」
申し訳なさそうな声が返ってきた。
まぁ、駅にはいくらでも待機しているタクシーがいる。
心配ないと用意の続きをしている私の耳に
電話の音が響いた。

 「何時に着かれますか、実は家内が『あんた、うちの車で乗していってあげたらええが』言いまして、私もなんで、それに気がつかなんだかと思うて、慌てて電話さしてもろうたんです」
「まぁ、どうしましょう」。

 私は虚を衝かれた。
あの少年のような声をした藤田さんの奥さんが、
突然電話してきた見も知らぬ女のために
自分の家を車を使って、乗して行ってあげんさいと言ってくれた。

 私ならどうだろう。
言えるだろうか。
自分の知らない女の人のために非番の夫が駅まで迎えに出る。
ダメだ。
言えない。
「なんであんたがそこまでせにゃあならんの」。
冷たく突き放し、げすの勘ぐりも湧いてきて
やきもちのひとつやふたつ、焼くに決まっている。

 女としての深さがまるで違っていた。
私を女として受け取らず、人間として捉えている。
受話器を置いた後も姉への不安も消え、
奥さんの一言に浸っていた。

 改札口を抜けると藤田さんの笑顔があった。
その笑顔の中に姿のない奥さんのほほえみも含まれていた。
「有難うございます」
私は深々と頭を下げた。

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心がけ
2006/09/28 11:02:12 compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1 @hprm-1018.enjoy.ne.jp
遍路に出ると 般若心経等を唱える。
一つの寺で 本堂、大師堂と、二回。
その態度が悪ければ心もゆるむ。
ある本でも、読経の心がけとして、
在家五戒を守る事とある。
1.不殺生戒・・・生き物をむやみに殺してはならない
2.不偸盗戒・・・盗みをしてはならない
3.不邪淫戒・・・よこしまな愛欲の行為をしてはならない
4.不妄語戒・・・他人を欺いたり、嘘をいってはならない
5.不飲酒戒・・・深酒をしては ならない

私は 1.2.3.は問題のない人生を送っている(つもり)。
4.は、あまりに本当のことを言って、怒られたことがある。
 他人の短所(反対に見れば長所であるはず)を言わないように心掛けている。大人になろう。
5.は、若かりし頃の話である。飲んで、車の運転も家の近くからはしたことがある。
 いまは、中途半端に飲まず少し多めに飲んで、運転したくない、出来ない状況をつくっている。

祈願を行なうにも
1.心を散漫にさせない     ・・・集中
2.二つ以上を同時に祈願しない ・・・一つに絞って
3.他人の不幸を願わない    ・・・邪悪は自分に返ってくる
4.祈願に頼りすぎない     ・・・努力8分と祈願2分と思い努力

頭でわかっているつもりだが、実際は難しいことである。
一歩一と前を向いて、歩かねば次の寺に到着しない。
仏教とは、理屈でなく実践である。
と見つけたり。

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爽やかなひと
木谷佳子 2006/09/27 18:47:19 compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322 @eaoska164109.adsl.ppp.infoweb.ne.jp
 長期入院を強いられている姉が、廊下で他の患者に押され、
骨折をしたという病院からの知らせに
とるものも、とりあえず、
搬送された病院に駆けつけることになった。
姉はひとり暮らしで身寄りは私しかいない。

 あたふたと用意している時、ふと、一枚の名刺が浮んできた。
以前、姉が住んでいた町を見せてやりたくなって、
外出許可をもらい、タクシーを頼んだ。

その時、半日ほど、ぐるぐる回ってくれた運転手さん。
藤田さんの名刺である。
タクシーの運転手である藤田さんは控えめで、
とても清々しい人だった。

 車が停まると、いち早く、運転席から身をかわし、
後ろに回って、ドアを開けてくれ、姉を気遣ってくれた。
お昼になった。
「折角ですから、お昼をご一緒して頂けませんか、なんでもお好きなものをどうぞ」
「いいえ、私は、、、」
「そんなことをおっしゃらずに」。
強引に誘った。
「それなら、うどんを頂きます。食が細いもので」
遠慮しているのが、目に見えていたが、
それ以上言うのも、悪い気がして、
藤田さんが希望するうどんを注文した。
私達より少し離れた席で食べた後は静かに盆栽の本をながめていた。

降り際に名刺をもらった。
営業用の名刺ではなく、趣味でやっているらしい盆栽同好会のもので
自宅と、携帯が刷り込まれたものだった。
「今日はごちそうさまでした、お姉さまおだいじに、また、何かありましたらご連絡下さい」。
藤田さんは礼儀正しく、一礼し、車上の人となった。
 
       (つづく)





  *滝行から、只今、戻って参りました。
 私が留守の間、文学少年さまはお千代のお方さまに叱責をお受けになったとか。
本当にごめんなさい。
発端はこの私です。許してください。
これからも、皆さま、文学少年さま、どうぞよろしく。
 
 

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地上デジタルテレビ放送
放浪者 2006/09/24 12:19:35 compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1 @softbank219060009112.bbtec.net
広島、呉地区は10月1日から、地上デジタルテレビ放送が始まるようですが(アナログ放送も2011年7月までは続く)
福山、尾道、笠岡地区の放送開始は2007年4月からのようです、今彦山の山頂では2007年3月の完成を目指して、NHK他各社共用のデジタルTV中継放送所の建設が進んでいます。

先ごろ熊ケ峰・彦山山頂を訪れてみました。
熊ケ峰・彦山 ↓↓
http://www.yutolife.com/contents/user/HP/CustImages/1000/4/33456.jpg
彦山工事現場 ↓↓
http://www.yutolife.com/contents/user/HP/CustImages/1000/4/33454.jpg
彦山山頂三角点 ↓↓
http://www.yutolife.com/contents/user/HP/CustImages/1000/4/33459.jpg

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Re: 自己嫌悪
阿修羅 2006/09/20 14:09:58 compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322 @eaoska164109.adsl.ppp.infoweb.ne.jp
> 貴方さまの文章からは、物の本質の捉え方がまったく見えません。
>
> ただこの世の中の現実の姿形だけの一般論を述べております。
>
> 仏教用語の『四苦八苦』の中の日常茶飯事に生じている事柄を述べているに過ぎません。
>
> 真にご無礼な物言いですが、ご自分の頭の中で描いている唯の普通の人間の生きる姿しか書いてお
>
>りません。
>
> そうでない人間も居るということを理解しようとはなさりません。
>
> 普通の人間の生きる姿形をいくら(一般を)論じたとて何の意味がありましょうか。
>
> こういう人も居るとか、ああいう人も居るとか。そんなことは『百も承知』でございます。
> 
> 『いい生き方をすれば、いい死に方が出来る』。→これにつきましても、死に方の『死に往く姿形』を言っ
>
>ているのではありません。真にご無礼ながら、事柄の本質を見抜く眼力が少々、私と違っているようでご
>
>ざいます。
>
>
>


なんだか、アタマの芯を思いきり、殴られたような感じです。
そうなのです。私は物の上っ面しか捉えることの出来ない浅薄な思考の持主なのです。
いい気になって、あなたの文章に突っかかって行って
跳ね返された自分が今、恥ずかしくてなりません。
滝に打たれに行って参ります

私も菱の実会を盛り上げたい一心でございます。
その点は人生の深い洞察力をお持ちの文学少年さまと、
世間一般の諸々のことしか頭に浮ばないお調子ものの私も同じでございます。

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Re: 反論になりますでしょうか
阿修羅 2006/09/20 08:58:44 compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322 @eaoska164109.adsl.ppp.infoweb.ne.jp
>
> この世の中は、「契約社会」でありますので、退職すれば、現職時の上下関係は、無くなります。
>
> 従いまして、真にご無礼なことと存じますが、対等な物言いをさせて頂きます。
>
> お見事な詩情溢れた散文詩で、且つリアルな内容に感服致しました。
> 
> 私の管見を述べさせて頂きます。
>
> 男というものは、未来に向かって生きようとするのが、真の男ではなかろうかと存じます。
>
> 過去の事は、全て過ぎ去った事ゆえ、『過去のネガティブなものは、全て水に流す』。
>
> →しかも『日本のきれいな水で流す』。
>
> 元を正せば、『すべて我が身から出たサビ』です。人生すべて自己責任と思っております。
>
> 「その過去のネガティブなものを昇華させ、努力に努力を重ね、己自身を高めてゆく」。
>
> これが真の男の生きる道と存じております。
>
> 徳富蘆花は、五十歳の誕生日に『山の上にも山あり、山の奥にも山がある。
>
> 人の生の旅はただ登りです』と述べています。私もそう思います。
>
> 哲学者・谷川徹三氏はこう言っております。『生は問い、死は答え』だと。
>
> この意味するトコロは、『いい生き方をすれば、いい死に方ができる』と、こう自分は解釈しております。
>
> まだまだ沢山書きたく存じますが、またに致します。
>
>



 
 私の支離滅裂な文章をお褒め下さり有難うございます。
散文詩とお取り下さったようですが、これはそのようなジャンルに入れて頂くような代物ではありません。
ただの文に過ぎません。

 過去のことは、全て過ぎ去ったことゆえ、
過去のネガティブなものは、全て水に流す、、、
それはあくまでも理想論です。
いつまでも鮮明な陽画に人は悩んだり、
あるいは生き抜く力を見出すのです。
決して、陰画にはなり得ないものを、心の中に抱くのが、
人間と言うものではないでしょうか。

 ネガティブに昇華することが出来ないで、今もなお、苦界でもがいている人もいます。
熱帯のジャングルで傷ついた部下を置き去りにしてしまった上官の話を
私が時々行くブログで昨日読みました。
人生、すべて、自己責任とは断じ得ない重い話でした。
真の男の生きる道の険しさを文から読み取り、感無量になりました。
すべて水に流せる強い精神力を持てたならば
、神の領域に近づいたことになりますね。

あなたの真の男と、私の真の男の捉え方が少し、
違っていることをあなたの文章から感じました。
又、機会があれば、真の男論を交わしたい気持になります。

 いい生き方をすれば、いい死に方が出来る。
これも抹香の香りが漂ってくるようで首をかしげます。
たとえ、生きているうちはどんなにいい生き方をしたとしても
いい死に方が出来るとは限らないのが人間の定めなのです。
自分から死の選び方を選択できないのが
命あるものの、宿命なのです。
 いい生き方をすれば、いい死に方が出来ると信じて
毎日を過ごすことは勿論、素晴しいことではあるのですが、
おうおうにして、皮肉な結果が出ることは、
あなたもまわりの方たちの死から実感されているのではないでしょうか。

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惚れたが悪いか
阿修羅 2006/09/19 17:42:01 compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322 @eaoska164109.adsl.ppp.infoweb.ne.jp
 「どうしようもない」。
あいつが初めてもらした弱音だった。
どうしようもないか、、、
深夜、俺も小さくつぶやいてみる。

「部長、なんだかこの頃、目に力が入ってますね」
新卒で入ってきた部下の鋭い観察だった。
そうだ、俺は充実した数ヶ月を送ってきたんだ。

 お互いに持っている異なった個性が溶け合って、
夢に一歩、近づけそうな気持が湧いていたんだ。
あいつから、与えられたエネルギーは仕事に向けられ、
なおかつ、家族へのいたわりとして膨らんでいったんだ。

しかし、それは俺だけに生まれたものであって、
あいつは迷いの淵にしゃがみこんで、
両手で顔を覆っていたんだな。
初めて発信した頃のまぶたは閉じられ、
行く手を見つめる気力が出ない、
そうなんだな。
わかる、わかるさ。
俺が、いたたまれない気持になるような
あいつの日々の時間の流れが。

 あいつは優しすぎたんだ。
ひたすら心のおもむくままに
突き進むことが出来なかったんだ。

いくじなしと責める資格は俺にはないんだ。
俺だって、あいつを抱きしめてやることはない。
ただ、心の中で、燃えているに過ぎないんだ。

仲間に囲まれ、かすかなほほえみを浮かべているあいつの写真を、
俺は音を立てて破り捨てた。
小さくちぎれた紙片の中でも
まだ、あいつは微笑を忘れない。

俺はあいつに何も、求めない。
俺はあいつの心を奪ったりはしない。
写真の笑顔が消えるのが怖いんだ。

 それは、俺の心の中の理性のかけらだ。
残りの大部分の感性が叫ぶ。
バカヤロー。
あきらめないぞ。

俺は爆発寸前だ。
俺は風になる。
強い雨を従えた、気圧の低い風になる。
フルスロットル、
針はブラックゾーン。
飛ぶぞ、
走るぞ。

俺の目の前でちぎれた写真が
鮮やかに修復されていく。






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Re: みづふふき(これまた感動しました!)  恐縮です
木谷佳子 2006/09/15 14:20:26 compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322 @eaoska164109.adsl.ppp.infoweb.ne.jp
> 木谷佳子さま!この度の投稿は、文学的センスに溢れた文章で、文学少年(?)の頃を想い出します。
>
> 三年続きの『猛暑・酷暑・烈暑・炎暑』のどの表現にも当てはまる今年の夏も、そろそろ終りかけ、『小さい秋を見つける』ことができる季節になりましたね。
>
> 今回の文章は、詩情豊かなもので、日本的情緒が感じられます。『芸術の秋』音楽・絵画・文学等など、とりわけ文学は、『人の心を豊に』します。もちろん音楽・絵画などの芸術もしかりでしょう。クラシック音楽では、モーツアルトが一番ポピュラーでしょうか。
>
> 『感動』について、徒然なるままに列記します。
>
> ・『感動するほど心が豊かになります』。
>
> ・『感動すれば「頑張ろう」という生きる力が湧いてきます』。
>
> ・『人は感動すれば、必ずそこへもう一度行きたくなります』。
>
> ・『自分が感動すればするほど、人にも感動をあげたくなります』。
>
> 結論→『感動の数だけ、人は幸せになります』。
>
> どうぞ、今後とも、この菱の実会の『掲示板』を大いに盛り上げて下さるようお願い申し上げます。
>
>
> 追伸)オニバスって、希少な植物なのですね。
> 
> オニバス(スイレン科)
>
> オニバスは日本の水生植物の中で一番大きな約2mの葉を付ける一年草です。全国で100カ所程度しか生息が確認されない希少な植物であり、福島潟が日本の北限です。
>
>


   元、文学少年さま
 お便りありがとうございます。
文学少年でいらっしゃたのであれば、私は緊張してしまいます。

姉が書店勤めをしていたせいもあって、
本はいつも身近な存在でした。
中学の頃までは、割と読んだのですが、と言っても、
他愛のない小説ばかり、、、。

 放課後は友達数人と男性徒の雨夜の品定めにふけり、
家に帰れば、帰ったでテレビ三昧の高校生活。

ですから、私の書くものなんて、底がしれています。
そんなにお褒めの言葉を頂くと、
穴を掘って隠れたくなります。
(えっさかほ〜い、穴を掘る掛け声)


 感動の数々を記してくださって有難うございます。
?マークつきであってもさすが、文学少年ですね。
いずれも、うん、本当だと、うなずいてしまいました。
感動に、もうひとつ、付け加えて頂けないでしょうか?
“人は感動したならば、優しくなれる”


 オニバスが全国で100ヶ所、、、
福山近郊にもあるのでしょうか?
あれば、そこであの人の足音を待ちたいのです。


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みづふふき
木谷佳子 2006/09/13 09:30:08 compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322 @eaoska164109.adsl.ppp.infoweb.ne.jp
「 オニバスが咲く頃にはここに戻ってきます」。
カメラバッグを肩に掛け、
あの人は残暑の光を浴びながら去っていった。

どこに行ってしまったのだろう。
修験者のような心で険しい山道を踏みしめているのだろうか。
それとも、秋風のわたる沼のほとりに
ひとり、佇んでいるのか。

あなたは何を求めているの。
あなたは何を見つけたいの。

ゆるやかな平凡な時間に流されているだけの
私にはわからない。
私にはつかめない。

本を読んでも、
音楽を聴いても、
オニバスの咲く季節の足音に
耳をすませている。


咲き始めた。
まだ見たことのないオニバスの花が
今、私の心の中で。

あの人はきっと帰ってくる。
きっと。



 引用しない
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Re: 有難うございました
木谷佳子 2006/09/10 11:42:39 compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322 @eaoska164109.adsl.ppp.infoweb.ne.jp
> 木谷佳子さまのお人柄が、文章の端々に表れた心温まる投稿
>
>に、またまた感動致しました。
>
> 『子が親を殺し、親が子を殺し、幼児を猥褻後に殺すこと等な
>
>ど日常茶飯事の日本の今日』→いま現在の日本は、どこかオカシ
>
>イ、オカシイどころか、異常な日本国家になったような気がしま
>
>す。
>
> 木谷佳子さまの今回の投稿から、『人と人の真の出会いの【一
>
>期一会】という言葉』を思い出しました。この一期一会こそが、
>
>『人と人の真の触れ合い』なのだろうと存じます。そこには、利
>
>害関係は、まったくありません。人柄と人柄の真のコミュニケー
>
>ションがあります。そして、そろばん勘定の損得関係がまったく
>
>ありません。清清しい限りのコミュニケーションです。
>
> コスモスの花が出てきましたので、「さだまさし」作詞・作
>
>曲、歌手・山口百恵の『秋桜』を想い出しました。いい歌詞でい
>
>いメロディでした。そして、「谷村新司」作詞・作曲、歌手・山
>
>口百恵の『いい日旅立ち』も同時に想い出しました。
>
> 木谷佳子さまの文章の端々に、『思い遣り・気配り』が感じら
>
>れます。
>
> このような「琴線に触れる」文章に出会いますと心が癒されます。
>
>
>


  琴線男さま

  停滞気味の菱の実会掲示板の賑やかしとして
登場した私の文に、またまた、感動して下さったそうで
有難うございます。

この私にも人に感動を与える力があったんだと
改めて、喜びに浸っている次第です。
有難う。

 文字というものは、つい、自分を美化してしまいがちです。
ですから、琴線男さまの抱かれたイメージとは異なっています。
そんな、人柄のいい人間ではないんです。

年甲斐もなく、
無軌道で、無鉄砲で、なおかつ無責任な
三無に加えて、
惚れっぽく、涙もろいだけなのが、
私の実像なのです。

 これからも、少しづつ、書かせてもらうつもりでは
いますけれども、
そんなに、感動して頂ける文章を書き続けることは
とても、私にはムリですわ。
そのうち、こきおろしが始まるかも?!

どうぞ、その点を琴線男さま始め、菱の実会の皆様方、
ご了承下さいませ。
これからもどうぞ、よろしくお願い致します。


                 木谷佳子

 引用しない
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コスモスの揺れる村
木谷佳子 2006/09/08 08:18:27 compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322 @eaoska164109.adsl.ppp.infoweb.ne.jp
 まだデジカメが私の手元にはなかった三年前、
御岳の麓の開田村に出かけた。

そば道場で十割そばを堪能した後、
近くの畑のまわりにコスモスが咲いているのを見つけ、
カメラを取り出した。

三脚を据え、コスモスを背に夫と二人で
さまざまなおどけた表情をカメラに向けた。

だが、その表情とは裏腹に私の気持をすべて、
旅の解放感だけに絞りこむことは出来なかった。

 その先で乾燥した赤い茎のそばを根っこから
引き抜く作業をしていた三人の農夫が働いていたからである。
私は自分の無神経さを恥じた。

少し沈んでカメラをバッグに納めたとき、
一休みするのか、手を止めて
三人が私達のそばに近づいてきた。

仕事をしながらでも、私達の行動は視野の端に
チラついていたに違いない、
申し訳ない気持でいっぱいだった。

目ざわりなんだよ、あっちへ行ってくれ、
それくらい言われるのを覚悟しながら
「こんにちわ」。

すると、即座に笑顔いっぱいの三つの
こんにちわが返ってきた
すっと、心が軽くなった。

 カメラを急いで取り出して
「写真、撮らせてもらえませんか」。

三人は顔を見合わせて、しばし沈黙したが、
やや、あって、
「うん、頼むわぁ」。
一人が照れた笑顔を浮べOKしてくれた。

ファインダー越しの彼らは少し硬く、
はい、チーズと声をかけても笑みはこぼれそうになかったが、
限りなく、純粋に見えた。
私は心をこめて、シャッターを押した。

 うん、頼むわぁと言ってくれた下村さんとは
その後つきあいを続け、
先日も木曽駒のイラストがついた箱に
ぎっしりのとうもろこしが届いた。

お礼の電話をすると、
「もう少ししたら、コスモスの見ごろだよ、おいで」
と、野太い声。
これだから、旅はやめられない。

 引用しない
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9月5日蔵王山 花情報 ききょう
genki 2006/09/05 21:01:02 compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; (R1 1.3); .NET CLR 1.1.4322 @z245.58-98-219.ppp.wakwak.ne.jp
今日も一輪だけ咲いていました。

http://www.yutolife.com/contents/user/HP/tmp/1000/4/32949.jpg

 引用しない
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Re: 褒めてもらって、チョーウレピー!!
木谷佳子 2006/09/04 01:25:16 compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322 @eaoska164109.adsl.ppp.infoweb.ne.jp
訂正
>『塵を積もれば山となる』
>
>     ↓
>
>『塵も積もれば山となる』



アンチ様
あった出来事を素直に書いてみただけなんです。
こんな、お褒めのコトバを頂戴したならば、
又、調子乗って書きとうなりゃんす?!
いいでしょうか?

お地蔵さまの写真も載せて戴きたかったのですが、
やりかたが、わからなくて、、、



 引用しない
▲ page top
訂正
アンチ葬式仏教 2006/09/03 23:39:11 compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.0.3705; .NET CLR 1.1.4322 @onetgw.ks-square.jp
『塵を積もれば山となる』

     ↓

『塵も積もれば山となる』

 引用しない
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葛根のお地蔵さま
木谷佳子 2006/09/01 13:50:47 compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322 @eaoska164109.adsl.ppp.infoweb.ne.jp
 お地蔵さまは子供や道行く人を護ってくれる
仏さまだと聞くが、
このお地蔵さまは、腰痛の二文字を冠した腰痛地蔵である。

ご本尊は地蔵の前にどっかりと据えられた
赤っぽい石とかで、その上をわらぞうりをはいて歩いたら、
腰痛に効き目があると言う。

だからここではお地蔵さまは脇役である。
ご本尊の背後からさりげなく、目を光らせている
ガードマンと言うことになるだろうか。

 このお地蔵さまは気働きをしてくれる。
先日、一円玉が沢山たまったので、思いついて持って行き、
記帳をして帰ってきたら、数日後、便りが届いた。

法事や月参りの度に合掌しただけで、
さも当然の如くスッと袂に入れて去る
どこかのお寺さんとは雲泥の差である。

忙しい地蔵盆の合間に書いてくれたようだった。
五十円玉、百円玉ならいざ知らず、
軽い、軽い一円玉の袋であるのに、
感謝の言葉が素朴に記されていた。

全国、至るところに神さま、仏さまがいなさるようだが、
便りを書いてくださるお方はそういないだろう。
心の中に暖かいものがじわじわと広がった。

 中国道のそばに佇むこのお地蔵さまが
私は大好きだ。


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蔵王山にはオオムラサキもいます。
genki 2006/09/01 10:43:23 compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; (R1 1.3); .NET CLR 1.1.4322 @z245.58-98-219.ppp.wakwak.ne.jp
↓ ↓ ↓ 翅は傷んでいますが蔵王山のオオムラサキです。
http://www.yutolife.com/contents/user/HP/CustImages/1000/4/32358.jpg

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絶滅危惧種U類の貴重な蝶 蔵王山に生息
genki 2006/09/01 10:34:12 compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; (R1 1.3); .NET CLR 1.1.4322 @z245.58-98-219.ppp.wakwak.ne.jp
オオムラサキよりもギフチョウよりももっと貴重な蝶
「ウラナミジャノメ」が蔵王山に生息しています。

今年も無事に姿を見せました。
いつまでも この自然が残ってほしいものです。

↓ ↓ ↓ 絶滅危惧種U類「ウラナミジャノメ」 
http://www.yutolife.com/contents/user/HP/CustImages/1000/4/32767.jpg

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Re: 趣味の記事に刺激されて
バラ公園の傍の住民 2006/08/09 10:01:50 compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.0.3705; .NET CLR 1.1.4322 @onetgw.ks-square.jp
 とても心が癒されます。

 やはり、自然がいいですね。

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