おばんです。
新潟の地震、こっちは全く揺れませんでしたが、親戚がこの辺にいるた
め、心配でした。
親戚の家の方角は被害は殆ど無かったそうですが。
>ラフ・ラバー奴隷
誰ですか?
髪がマスクに収まっているのを見ると、深雪、あずさ、睦月ではないで
すね。
すると霞ですか?
でも、プロポーションが違いますね。胸がありますし。
って事は、松下美希さん?
で、こんなショートショート、考えました。
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小早川葉月宅、地下の調教室の清掃に足を踏み入れた井上美麗は、調
教室の光景を見て絶句した。
思わず落としたバケツと倒したモップの音が地下室内に響いた。
そこにはラバースーツで全身を覆われ、各種拘束具で躰の自由を奪わ
れ、直立不動状態にされた女性の姿があった。
美麗は思わず手で顔を覆い、大きく目を見開いて、その哀れな奴隷の
姿を凝視した。
「ムォアァァッ!! ンォゥゥ〜ッ!!」
時折上げる呻き声で、美麗はラバースーツの中身が誰なのかを理解し
た。
「美…、美希…さん!? 美希さんですか!?」
ラバースーツの主が頷いた。
「美希さん、どうなさったんですか!?」
「ンアムガウア………」
マスクの下で猿轡をされているらしく、要領を得ない。
「ちょっと待って下さいね」
美麗は調教室を後にした。
上の葉月の個室。朱鷺色のブラウスだけの姿で籐のチェアに座り、舞
にバレエのチュチュ姿でクンニをさせながら、読書にいそしむ葉月がい
た。ノックと美麗の声にクンニを中断させ、美麗を部屋に入れた。
「失礼します。葉月様」
「どうしたの? 美麗」
「あの、地下室の美希さんなんですけど……」
美麗は一部始終を話した。
「ああ、あの年増牝ね」
笑みを浮かべながら葉月は口を開いた。
「何のこと無いわ。注文していた舞の拘束具、サイズが合わなかったか
ら、罰を与えただけのことよ」
「サイズ…、サイズって…」
「あいつ、舞が成長する事なんか考えて、指定したサイズよりちょっと
大きめに作ったのよ。余計な事して……」
葉月はニヤニヤ笑っていたが、目は笑っていなかった。それを見て、
美麗は思わず強張った表情を見せた。
すると葉月は、今度は美麗を睨み付けた。
「それより、どうして調教室に入ったの!? 立入禁止の張り紙が貼って
あった筈よ!!」
「イッ!?」
美麗は驚きの声を上げた。そして、何かに気付いた様な表情を浮か
べ、それは次第に青ざめていった。やがて、震えながらポケットに手を
差し込み、中のしわくちゃになった一枚の紙を取り出した。
すぐさまそれを奪う葉月。その紙を開いた時、怒りの眼差しで美麗を
見据えた。
狼狽え、ひれ伏し、許しを乞う美麗。彼女の言い分はこうだった。地
下の調教室に清掃で入ろうとした時、足下に一枚の紙切れが落ちてい
た。それを拾って、ろくに見もせず、くしやくしゃにしてゴミ箱に捨てる
つもりでポケットに入れたのだった。
しかし、いや、当然ながら、そんな言い訳が葉月に通じる訳がなかっ
た……。
再び地下の調教室。
ラバースーツに身を包み、直立不動で拘束される二頭のラバー奴隷の
姿があった。