ブライアン・マクノートンの「Mud」訳了。
作品が変われば理解しやすい文章を書いてくれるのではないかと淡い期待を抱いていたが、それは完全に裏切られた。
一文一文の読解が困難を極めるので、作業中は話の流れを頻繁に見失うのだが、訳したものを通して読んでみると、なるほど、話にはなっているようだ。
マクノートンの作品の翻訳作業は単語をなるべく見落とさないようにしつつ、自分の言葉で再構成する作業であると割り切ってからはスムーズに進んだ、と思う。
アヴェロワーニュは舞台を借りただけで特に深く設定に根差してはいないようだが、クトゥルフ神話としては成立しているので、価値ある一作なのだとは思う。
次は夏合宿のリプレイの書き起こしに取り掛からないと。