建研の定期公演会での発表と交流会で聞いた所では、激甚被災地区の全棟調査・解析を根拠として
・新々耐震の倒壊は4棟のみ、率で2%は想定範囲内(建基法は大地震時の倒壊防止95%信頼値で作られてるそうで)
・4棟を再計算したら壁量計算も許容計算も大差なし。観測地震波で時刻歴解析やると倒壊メカニズムをシミュできる
・耐震等級取得は全棟が軽微以下、素晴らしい
・以前から言われていた、筋交耐力壁の構造と評価は課題
・全体として、現行の耐震規準の規定と運用は妥当。耐震等級取得へと誘導して行こう
って話でしたよ。