建築構造設計会議室
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テンションシフト4
橋本芳文 2023/10/05 23:02:11
https://arc-structure.sakura.ne.jp/cgi-bin4/src/up0027.pdf

今日学会に追加で質疑した。
1点は誤記の指摘で文章?直す必要があると指摘。
2点目は根本的な認識?認識不足?に関して

主筋が引っ張られるので、綱引きのごとく反対側から引っ張る。(これまでの認識)
なので付着長さになる。
片持ち梁は引っ張る側には誰もいません。
柱側から押し返す。圧縮力のみが抵抗し、トラスの様に釣り合う。
基本は押すも引くも同じ方向、力が入れば硬い方に力が流れる。
10mスパンで梁せい1.1mとして、
1.0m(d)行ったところと、
9.0m反対側の柱吹き抜け梁との分かりやすくすると、
1.0mの軸剛性が断然大きい。
付着は引っ張る側で考えていたが、
実は鉄筋下のコンクリートが抵抗して、
斜め圧縮が45度方向に働いた。
引っ張られたので、押し返した。
その結果直交する引っ張りが直交に生じてひび割れた。
それを見て、せん断ひび割れと誤解が生じた。
それで、論文が表面的な解釈として出された。
梁にあのようなひび割れが入るのは圧縮力が抵抗したから。
これが道理では?
長期+地震時(1次設計の弾性時)ではテンションシフトは考えていない。
ft→fyは1割しか増加していない。
テンションシフトは造語?、物理学にその様な言葉が有りますか?
Mu-許容M=儁(45度の軸反力が働く事で降伏した。)
ひび割れこそが、その証拠。
如何でしょうか?

 引用しない
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Re: テンションシフト4
S 2023/10/06 12:31:25
>>>圧縮側の主筋が圧壊(-σD)すると

2018計算規準・同解説では、
「・・・他端が1段目は圧縮降伏、2段目は圧縮降伏応力度の1/2とする。」とあります。

しかし、圧縮側の主筋が圧壊するとの記述はありません。

計算規準の解説では、左上My、右下Myが示されていて、全体の文脈をみれば「応力度」に着目していることがわかります。
α=1-(-1)=2と表現するためと思いますが、定義によってはα=1+(+1)=2ともかけます。曲げの正負符号は、部材座標か全体座標か変わりますから、全体の主旨を考えて、規準書を読まなければと感じます。

 引用しない
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Re: テンションシフト4
ハシモトヨシフミ 2023/10/06 14:47:20
>>>>圧縮側の主筋が圧壊(-σD)すると
>
>2018計算規準・同解説では、
>「・・・他端が1段目は圧縮降伏、2段目は圧縮降伏応力度の1/2とする。」とあります。
>
>しかし、圧縮側の主筋が圧壊するとの記述はありません。
>
>計算規準の解説では、左上My、右下Myが示されていて、全体の文脈をみれば「応力度」に着目していることがわかります。
>α=1-(-1)=2と表現するためと思いますが、定義によってはα=1+(+1)=2ともかけます。曲げの正負符号は、部材座標か全体座標か変わりますから、全体の主旨を考えて、規準書を読まなければと感じます。


曲げ応力図と主筋軸応力図の2種類が示されていて、
通常は圧縮側には巨大なコンクリートの圧縮耐力があるので、
主筋に圧縮力が入る事は、無視していますので、
Myは引っ張り側の主筋の引っ張り降伏を意味します。
上筋の引っ張り降伏σ〜上筋の圧縮降伏-σを示されているので、
間違っていますよ。とお知らせしました。
何かありますか?

 引用しない
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Re: テンションシフト4
S 2023/10/08 19:27:19
>曲げ応力図と主筋軸応力図の2種類が示されていて、
>通常は圧縮側には巨大なコンクリートの圧縮耐力があるので、
>主筋に圧縮力が入る事は、無視していますので、
>Myは引っ張り側の主筋の引っ張り降伏を意味します。
>上筋の引っ張り降伏σ〜上筋の圧縮降伏-σを示されているので、
>間違っていますよ。とお知らせしました。
>何かありますか?

両端に塑性ヒンジがある部材と書かれていますから、計算規準の解説では、左上端引張降伏σ、右下端筋引張降伏-σが示されていると
理解できます。
「上筋の圧縮降伏-σ」とは、どこかに書いてありますか?

 引用しない
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