RC規準内の図に対する解釈の前提が違っています。
付着強度に対するテンションシフトは「せん断ひび割れ」発生を前提としています。曲げひび割れではありません。
せん断ひび割れが発生しなければテンションシフトもありません。一応曲げひび割れではテンションシフトが起きないとされているようです。
また、付着が切れると思われているようですがそちらの主張する「付着が切れる」がどのような状態を指しているのか不明なのでそちらの意見をあからさまに否定は出来ませんが
テンションシフトした領域では付着力は生きていて付着応力が発生しない領域とされ付着力は存在し切れているわけではありません
前スレでstpにも言及されていますがトラス機構はSTPが張力を負担することで成立するのでSTPの存在は重要です。
実験写真も見ましたがこれ純曲げの実験ではないでしょうか。2点集中荷重で中央の曲げひび割れが発生しているエリアはせん断力が生じていないエリアです。
荷重点から支点位置に向かってひび割れが発生していますが、圧縮場に直交するようにひび割れが発生しています、これをせん断ひび割れと言うんじゃないですか?
直交2方向の圧縮・引張主応力の内引張主応力が喪失しています。RC規準で想定するせん断ひび割れでしょうね。
何れにしても解説の前提と異なる解釈で建築学会に質問をしても満足する回答は得られないと思います。
私は研究者ではありませんのでこれ以上の説明はできませんが、学会から満足できる回答が得られるようご検討をお祈りしています。
個々に解決しましょう。
剪断ひび割れは、X方向に入るとの情報ですが、
どう思われますか?
τは当然水平方向、引っ張られて開いてしますのは、
例えば、
方立壁は鉄筋量が少ないし、薄いので、地震力がはいれば、開いてしまって、ひび割れる。
剛性的には斜め圧縮が上下Dの領域では顕著に表れるので、
左右に地震力が入り、引っ張られてX印が上下に出来る。
ここまでは、今回の分析で分かった事です。
壊れる、壊れないは別で、そのひび割れをせん断ひび割れと定義した。
以降全て、せん断ひび割れ扱い。だから、せん断ひび割れなのですか?疑問を学会に投げかけています。純粋にメカニズムを調べて、
斜め圧縮が端部に入る。との可能性が高いと判断した。それまでは、私もせん断ひび割れはXで入ると思い込んでいましたので、理由は無いですが、1つ解決したと私の中で評価しました。その分析は、これからも形を変えて用る事が出来ると思っています。