ピンクノイズ信号に対するピークホールド値を、レスポンスタイムを変
えて測定しましたが、その違いは少ないと思います
(狼藉帖では、軸上1mでの数値だけを示しましたが、L+R、2.4mのと
きも同様です)。
PAA3のGENERATORに含まれるF特測定に利用できる信号は、ピンクノイ
ズだけですので、内蔵マイクのキャリブレーションは、この信号を用い
ることを前提に設定されているのではないでしょうか。
一方、ライン入力の場合の信号処理は、内蔵マイク入力の場合と独立し
ているのでしょうか。
>なお長岡氏が常用されていたサンワフォレスのスペアナはピークホ
>ールド値を読み取るとフラットを示す設計とのことです(レスポン
>スタイムは不明)。
>フォニックとは違うようです。
PAA3のリアルタイム分析では、スペクトルが刻々変化しますので、どの
時点でフィックスしたスペクトルをSPのF特として採用すべきか判断が
困難です。
いずれにしましても、マイクのキャリブレーションは必要ですし、
リアルタイム分析は、SPのF特測定には不適切ではないでしょうか。