>>ところで測定方法ですが、ピークホールド
>>はONのほうが良いと思います。ピンクノイズは絶えずレベル変動
し
>>ていますが、当製品の場合ピーク値でフラットになるように設計
さ
>>れていると思います。ピークホールドOFFだとレベル変動の中間
>>値、最小値を読み取るおそれがあるので誤差が生じます。
那須です。
上記前言訂正しなければなりません。
バランス→アンバランス変換プラグを介してCDプレーヤのライン
アウトに接続、付属のCDソフトのピンクノイズを測定してみまし
た。そうしたところ意外なことにピーク値はロー上がりになること
が判明。それもレスポンスタイムを短く設定するほどその傾向が強
くなります。ちなみに35ミリsecでは6〜7dBも左上がりのカー
ブになってしまいます。1secではほぼフラットですがそれでも2
dBくらいロー上がりになります。ひょっとしてCDプレーヤもしくは
CDソフトの特性ではないかと思い、念のためスペアナ内蔵のピンク
ノイズジェネレータの出力を直接ライン入力して測定してみました
がおなじ結果でした。どうやらこの製品はピンクノイズのピーク値
ではなく中間値を読み取るとフラットになる設計のようです。大変
使いにくいですが、方法としてはレスポンス時間を1secに設定し
ておけばほぼ問題ないでしょう。あるいはCDのピンクノイズを50
秒くらいながしたところでエンターキーを押してそのときの瞬間値
を読み取るとほぼフラットになるようです(10〜20秒くらいだ
となぜかフラットになりません)。ご参考までお確かめください。
上述の変換プラグをつかって各種CDソフト、DATの生録ソフトなど
のスペクトルを測定していますがなかなか興味深いです。そのうち
定例会ででも発表しようかな。