石田 さん
>と言う事は、フロントホーンで使用してユニット後方(バック)
>を無音化する方法が有利と言う見解になりますね?
フルレンジユニットは、フロントを開放系で使用することを前提に
した構造になっています。
フロント側からロードをかけると、こちら側の抵抗が開放系のときより
大きくなり、特に大口径では、分割振動が増すと予想されます。
2Wayにするなら、個人的には、素直に、ウーファー用ユニットを
選びます。
もっとも、石田さんならではの、経験と勘、巧みな技とセンス、
そしてヨイ耳が、杞憂にしてしまうでしょう。
>この方法ですとBH特有の前後の音のクロス付近で(100〜200Hz)
>発生する極端なディップの軽減も見込めます。
ディップは前後の音のクロス付近で発生するものでしょうか。
コエフさんのこのページの最後部、測定(2)のグラフを参照ください。
http://www1.kcn.ne.jp/~bamba/speakers/bh1088vs/index.htmlまた、SUTでは1/3オクターブ間隔で聴く限り、ディップは感じられ
ません。
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いわた さん
「スピーカー*フレーム*歪」で検索すると
多くのメーカーがフレームを音質改善のポイントの一つとしてきた
ことが分かります。
また、発売中のMJ誌8月号92〜99ページに記載された次の記事を
参照ください。
佐伯多門 「スピーカー技術の100年」
No.67 直接放射型スピーカーの低歪み化技術の変遷