小林さんの本を読んでると、自分の経験したプロジェクトが
走馬灯のように思い出されることが多いです。心当たりのある
テーマとか、耳の痛い話とかたくさん出てきます。小林さんの
文章に書き足したいところとかもあったりして。。。
私自身もベンダーSE出身で、今はユーザ企業側のSEです
から、両方の立場を経験しましたし、両方の立場で考えるクセ
がついています。 この本は、SEの仕事に興味を持った学生
から、ベンダーやらユーザ企業の両方の現役SE、私のような
35歳過ぎてもSEにしがみついている者にまで参考になる本
だと思います。
この本は、技術書ではなくて、ノウハウや、ものの考え方に
ついて書かれていますから、新人SEが今購入しても、35歳位
まで使えるかもしれませんね。
同じ文章でも、新卒SEのときに読んだ場合と、25歳、30歳
で読む場合では、理解の仕方も違ってくると思います。
ところで、「35歳説」の数字の根拠って何でしたっけ。
「30歳説」も聞いたことがあるような。。。努力を怠ると、
もっと早く壁が来そうですし。。