レオナルドの伝記を書いた[[ロバート・ペイン]]は、レオナルド
が男性も女性と同じように愛することができたと確信していたよ
うである([[娼婦]]との付き合いも彼のメモに残されている)。
彼のノートの一部を材料にして彼の性的嗜好を断ずるのは容易い
が、現時点では結論は出ていない。当時は若者の間では同性愛は
非常に進んだ考え方とされており、さほどレオナルドが特異な性
的嗜好であったとは言いにくい。時代が下り、知名度が上がるに
連れ、スキャンダル性を演出する逸話として、時代背景を無視し
て盛んに語られるようになった。特に日本では、レオナルドは天
才の代名詞として語られる一方で、その芸術については殆ど語ら
れることが無いため、この傾向が顕著である。