========== 前回までのお話 ==========
ONKYO TX-NR626 というアンプに Switch を繋いだら、
音声5.1ch設定なのにステレオになっちゃうよ!
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TX-NR626 にはHDMI出力が2つあって、それを2つとも使ってると
(1→TV、2→ビデオキャプチャ等)、Switchの5.1ch音声がステレオに
なっちゃうことがわかったよ!
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TX-NR626のHDMI出力をTVだけにしたらSwitchが5.1ch音声になったよ!
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………………
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キャプチャできないよ!(゜Д゜#|||||)
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SwitchのHDMIケーブルをTX-NR626に入れる前にスプリッタで分けてみたら、
基本ステレオ認識なんだけどケーブルとか電源とかわちゃわちゃするうちに
たまに5.1chになるよ!
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………………
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こわれちゃうよ!!(゜Д゜#||||||||)
========== 前回までのお話 ここまで ==========
というわけで、この問題をまだやってました(゜m゜|||||)
それで、一応円満解決…ではないのですが、何とかSwitchでも安定して
5.1ch出力できるようになった(ぽい)のでご報告(゜д゜)ノ
さて、この問題点をおさらいすると、ONKYO TX-NR626 というアンプなのですが、
これ、ある特定の条件で繋がれた機器に嘘のEDID(HDMIでの許容解像度とかの
機器情報)を出すんですね。
それも意味が分かりませんが、SwitchはSwitchで、それを受けてかどうか、
ユーザーが明示的に指定した「5.1ch音声」を勝手にステレオに変えちゃうんです。
わざわざ「ステレオ」と「サラウンド(5.1ch音声)」を選ばせているのにです。
(|||´д`)…
これ、どっちもどっちではありますが、大元であるSwitchが指定通り5.1ch音声を
出せばいいだけの話なんですよ。
こういうのって最終的にはユーザーの手動指定を尊重すべきで、大抵はそれで
解決するんです。
それを勝手に強制自動認識とか開発者の自己満足でしかないことをして、
ユーザーの指定を無視したあげく結果誤認識(|||´д`)
…というのが今回の問題です。
(|||´д`)はぁ…
これは開発者によくある傲慢そのものなんですが、他に選択肢がない以上、
その傲慢に付き合うほかありません。(WindowsのUACと同じようなパターンですね…
ほんと何様のつもりなんだか…)
で、じゃあどうすればいいかというと、要はSwitchに対して5.1ch音声可の
EDIDを出せればいいと思うのですね。
そこでまず試してみたのが、EDID Feeder というもの。
これはHDMIケーブルの間に挟む形で、予め設定したEDIDを出してくれる機器です。
これをSwitchとTX-NR626の間に挟んでみましたが、結果はダメ(ステレオになる)でした。
EDID Feeder を 720p 5.1ch 設定にすると、Switch側のTV指定解像度から
1080pが消えるので、一応機能はしてるみたいなのですが、5.1ch指定の音声は
やっぱりステレオに…(Switchは一体何を見てるんだろう…)
つづく!