オアシス
両親を連れての温泉旅行(勝浦温泉)
K 2014/09/07 16:19:20 Windows NT 6.1; WOW64; rv:32.0 @121-85-145-72f1.osk3.eonet.ne.jp
父は80歳になる。4年前に大腸がんを患ったが、今のところ再発
はない。この3〜4年で体力が落ち、かなり痩せた。
両親を連れて温泉旅行に行くことにした。喜寿の祝いを兄弟3人で
祝って以来の本格的な親孝行といえよう。行き先は南紀勝浦温泉の
ホテル浦島。そんなに贅沢な旅行ではないけれど。嫁さんはこの企
画に好意的で、絶えず両親を気遣ってくれた。感謝したい。
あいにくの雨だったが、熊野本宮大社、速玉大社、那智の大滝、橋
杭岩とまわった。那智の大滝では那智大社もまわる予定だったが、
滝から那智大社までの階段は父母ともに厳しいとのことで諦めた。
この前までこんな階段、平気で登ってたのに。と思った。
ホテルは2部屋を取った。4人部屋1つだと嫁さん、父母ともに気
の休まることがなく、ある程度距離感が必要で、これは正解だった。
夕食はホテルの外の桂城で食ったが、マグロ漁獲量半減のあおりを
受けてかイマイチだった。これではもうリピートは無い。父母とも
にかなり残したが、これは不味いというよりも高齢のために食べれ
なくなっているようなのだ。
温泉は、母は忘帰洞、玄武洞、山上館の天界の湯と3回入ったよう
だが、父は天界の湯1回のみ。何度も洞窟風呂に入るのを薦める
が、昔入ったからと頑固一徹。温泉にはあまり興味がないようだ。
上述したが父母ともに体力の衰えがあり、今のところボケてはいな
いが、父は耳がかなり遠くなっていて、話しても無視したり違う回
答をしたりと、ぼけているのではと勘違いすることもある。父と話
をするときはかなり大きい声で話さなくてはいけなくて、疲れる。
旅行が終わって父母ともにたいへん喜んでくれた。自分自身として
はたいへん疲れた。まるで子供の相手しているよなところもあり、
そのくせ父は頑固。父にはときどき腹の立つこともあったが、「何
のために旅行しているか」を自分に言い聞かせ、心を和ませた。
父母ともに体力の衰えを考えると、次回の自分企画の旅行はもう無
いかもしれない。あるとしたら、食事はあっさり美味しいものを少
量。観光は駐車場から平坦であまり歩かなくてよいところ。近場の
有馬温泉あたりかな。

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