>僕のイメージではブランコの踏み板が厚い木の板でできた物(普通のやつ)でも座ったら撓んでしまう柔らかいゴムでできたものでも60sの人が乗れば吊鎖の支点に掛かる荷重は1本30sですよね?
>これがゴムが柔らかいと鎖まで伝達しないと言うことにはならないですよね?
>これと同じ理屈じゃないのですか?
静定構造の場合はそうですね、部材の剛性と負担応力に相関性はありません
例えば、ブランコの吊鎖を踏み板中心に1本追加する場合を考えます
この時踏み板が充分に剛であれば、60sの人が乗れば吊鎖の支点に掛かる荷重は1本20sです
ここで更に中心の吊鎖のみを柔らかいゴム紐に取り替える場合を考えます
踏み板は変わらず充分に剛であるとして、吊ゴム紐の負担する力は明らかに20kg未満になる事がイメージ出来ると思います
(適当な剛性値を仮定して、並列ばねのフックの法則からそれぞれの負担する力を計算してみて下さい)
更に更に、踏み板を座ったら撓んでしまう柔らかいゴムでできたものに取り替える場合を考えてみます
このとき踏み板中心の吊ゴム紐の伸び(=負担する力÷剛性)は、先程の充分に剛な踏み板の場合よりも大きくなる事がイメージ出来るでしょうか
充分に剛な踏み板を「剛床」、柔らかいゴムでできた踏み板を「非剛床」、吊鎖を「耐力壁」、吊ゴム紐を「中間ラーメン」に読み替えたりしながら読み直してみて下さい