建築構造設計会議室
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細長比の大きな筋かいの挙動
でぶ 2024/03/04 21:49:07
黄色本P363の図6.3-4(a)
の細長比の大きい筋かい構面なのですが

この図だと初め強度がほぼ0のまま変形だけが進んでいることになりますよね?
いくら細長比の大きな細長い鋼材でもこの模式図だとゴムみたいな状況だと思うのですが実際こんな感じになるのでしょうか?
どう理解すればよいですか?
見方がいまいちわかりません。

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Re: 細長比の大きな筋かいの挙動
  2024/03/05 00:13:07
多少の塑性変形が既に進んでいて、細ブレースが若干延びた状態なんじゃないだろうか、知らんけど

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Re: 細長比の大きな筋かいの挙動
ななし 2024/03/05 17:36:40
筋交いの撓みとか接合部のすべり・回転分とか?

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Re: 細長比の大きな筋かいの挙動
  2024/03/05 19:01:50
>筋交いの撓みとか接合部のすべり・回転分とか?

中ボルト接合の場合はボルトの遊び分は抵抗ゼロとも考えられそうだな

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Re: 細長比の大きな筋かいの挙動
でぶ 2024/03/05 21:57:00
みなさまありがとうございました。
どうも私だけが的外れに見てたわけでもなさそうですかね??
読み取り方自体は間違ってないのですよね。
かなりデフォルメされてるということもないと思うのですが。。


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Re: 細長比の大きな筋かいの挙動
KMD 2024/03/06 22:36:06
細くて長い筋交いとういうことですから、
イメージ的にはゴムみたいという理解で
いいんじゃないでしょうか。

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Re: 細長比の大きな筋かいの挙動
noname 2024/03/07 10:20:25
>黄色本P363の図6.3-4(a)
>の細長比の大きい筋かい構面なのですが
>
>この図だと初め強度がほぼ0のまま変形だけが進んでいることになりますよね?
>いくら細長比の大きな細長い鋼材でもこの模式図だとゴムみたいな状況だと思うのですが実際こんな感じになるのでしょうか?
>どう理解すればよいですか?
>見方がいまいちわかりません。


伸びた鋼材は縮まない。から
最初の1ループが省略されていると思うので誤解が出ると思います。 ゴムとは違います。

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Re: 細長比の大きな筋かいの挙動
   2024/03/07 11:49:26
>伸びた鋼材は縮まない。から
>最初の1ループが省略されていると思うので誤解が出ると思います。 ゴムとは違います。

塑性域まで引っ張って残留変位が残ると弛む、次に引っ張っても押しても弛み分は荷重に関係なく弛みをなくすだけに費やされる。だから荷重ゼロでも変位がある。
ゴムの延びたパ◆ツを思い出そう。

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Re: 細長比の大きな筋かいの挙動
でぶ 2024/03/07 12:43:13
ありがとうございます。

一回伸びてからの挙動と言うのはどこかで読み取れるのですか?




>>伸びた鋼材は縮まない。から
>>最初の1ループが省略されていると思うので誤解が出ると思います。 ゴムとは違います。
>
>塑性域まで引っ張って残留変位が残ると弛む、次に引っ張っても押しても弛み分は荷重に関係なく弛みをなくすだけに費やされる。だから荷重ゼロでも変位がある。
>ゴムの延びたパ◆ツを思い出そう。

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Re: 細長比の大きな筋かいの挙動
   2024/03/07 13:01:15
>一回伸びてからの挙動と言うのはどこかで読み取れるのですか?

インターラクションカーブの荷重ぜろで変位だけが進んでる。

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Re: 細長比の大きな筋かいの挙動
  2024/03/07 13:47:20
>ゴムの延びたパ◆ツを思い出そう。

延びたのでは無くて、最初から緩かったとか・・・実験だからそんなことは無いか。
古い建物で不同沈下して撓んでいるブレースを見たことがある。

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Re: 細長比の大きな筋かいの挙動
  2024/03/07 13:58:18
>延びたのでは無くて、最初から緩かったとか・・・実験だからそんなことは無いか。

実験計測して得られるスケルトンカーブがこんなにカクカクなワケないやろ、どんだけ粗い実験だよ
市販の一貫計算ソフトの増分解析でももっと滑らかな絵が得られるわ

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Re: 細長比の大きな筋かいの挙動
noname 2024/03/07 20:40:29
>ありがとうございます。
>
>一回伸びてからの挙動と言うのはどこかで読み取れるのですか?
>
>
>
>
>>>伸びた鋼材は縮まない。から
>>>最初の1ループが省略されていると思うので誤解が出ると思います。 ゴムとは違います。
>>
>>塑性域まで引っ張って残留変位が残ると弛む、次に引っ張っても押しても弛み分は荷重に関係なく弛みをなくすだけに費やされる。だから荷重ゼロでも変位がある。
>>ゴムの延びたパ◆ツを思い出そう。


基本的な内容なので、
「スリップ型 履歴」とか「スリップ型 復元力特性」とかでググって下さい。

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Re: 細長比の大きな筋かいの挙動
でぶ 2024/03/08 21:51:14
ありがとうございます。

ググると同じようなのがたくさん出てきました。

しかし疑問の回答となるものが探しましたがなかなか見つけることができませんでした。。
結局一度伸びた状態からの図ということなのでしょうか?
それだとまた疑問が…
Qが0のまま伸びてしまう状態だとセーターが伸びきってしまったような感じかと思うので引張から元の位置に戻ろうとするときは座屈による変位しか起きないように思えますので逆対象形にはならないと思うのです。


>>ありがとうございます。
>>
>>一回伸びてからの挙動と言うのはどこかで読み取れるのですか?
>>
>>
>>
>>
>>>>伸びた鋼材は縮まない。から
>>>>最初の1ループが省略されていると思うので誤解が出ると思います。 ゴムとは違います。
>>>
>>>塑性域まで引っ張って残留変位が残ると弛む、次に引っ張っても押しても弛み分は荷重に関係なく弛みをなくすだけに費やされる。だから荷重ゼロでも変位がある。
>>>ゴムの延びたパ◆ツを思い出そう。
>
>
>基本的な内容なので、
>「スリップ型 履歴」とか「スリップ型 復元力特性」とかでググって下さい。

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Re: 細長比の大きな筋かいの挙動
  2024/03/08 22:56:58
>Qが0のまま伸びてしまう状態だとセーターが伸びきってしまったような感じかと思うので引張から元の位置に戻ろうとするときは座屈による変位しか起きないように思えますので逆対象形にはならないと思うのです。

たすき掛け筋交いをイメージしたグラフなんじゃない?
という事ではなく?

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Re: 細長比の大きな筋かいの挙動
でぶ 2024/03/09 08:53:04
ありがとうございます。

たすき掛けでも圧縮側が表現されていますので1本のブレスでの挙動の話しではないのですか?


>>Qが0のまま伸びてしまう状態だとセーターが伸びきってしまったような感じかと思うので引張から元の位置に戻ろうとするときは座屈による変位しか起きないように思えますので逆対象形にはならないと思うのです。
>
>たすき掛け筋交いをイメージしたグラフなんじゃない?
>という事ではなく?

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Re: 細長比の大きな筋かいの挙動
noname 2024/03/09 09:15:07
>ありがとうございます。
>
>ググると同じようなのがたくさん出てきました。
>
>しかし疑問の回答となるものが探しましたがなかなか見つけることができませんでした。。
>結局一度伸びた状態からの図ということなのでしょうか?
>それだとまた疑問が…
>Qが0のまま伸びてしまう状態だとセーターが伸びきってしまったような感じかと思うので引張から元の位置に戻ろうとするときは座屈による変位しか起きないように思えますので逆対象形にはならないと思うのです。



前の人も書いていますが、Xブレースを想定していると思います。

図は「建築物の構造形式」による塑性化後のエネルギー吸収性能に対する模式図です。従って正負の履歴図になっています
(半分推測が入っています)

ブレースが塑性変形した後の状態の図かと問われればその通りです。
弾性状態からの履歴を表示すると図が煩雑になりすぎ誤解を生じる可能性があるので本筋から外れた弾性状態部分を省略し、
かつ、大胆に簡略化しているんだと思います。
(推測が入っています)


弾性状態では原点からの直線上を行ったり来たりするだけでループを描きません。この部分は図では省略されています。
次に塑性化状態まで加力した後に荷重を減少する場合、塑性化部分は戻りませんが弾性ひずみは残っているので、塑性化した最終点を起点として弾性勾配で応力0点まで戻りその後、塑性変形分スリップしてマイナス状態(/筋交から\筋交)の履歴に入り図6.3-4(a)が完成です。
(推測も入った上で書いてます)



引張ブレースは塑性変形量の割にエネルギー吸収量が乏しいことが図から読み取れ、そこをメインに説明していると思います。
図をみた自分なりの個人的解釈が多々あります。


自分もググって見ましたが、木造筋交いの実験が多くて鉄骨の引張ブレースの履歴そのものってなかなか無いですね。



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Re: 細長比の大きな筋かいの挙動
  2024/03/10 19:52:26
>たすき掛けでも圧縮側が表現されていますので1本のブレスでの挙動の話しではないのですか?

グラフの縦軸は、ブレースの圧縮引張ではなく
フレームの正負加力方向を指しているのだと思われる
細長比の小さい筋交い構造、ラーメン構造の絵に同じく

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Re: 細長比の大きな筋かいの挙動
- 2024/03/11 13:23:18
建築耐震設計における保有耐力と変形性能
ピン構造のラーメン+16φの引張ブレースたすき掛けのブレース荷重-変形曲線
履歴が記載されている。それによると原点志向型の履歴となっている。

圧縮耐力のあるブレースなら、座屈後の耐力が少なすぎのような気がする。
逆に、座屈後の耐力がほぼゼロなら、若干スリップが長すぎるような気も。
どのような部材の荷重変形曲線なんだろうか

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Re: 細長比の大きな筋かいの挙動
でぶ 2024/03/11 18:05:00
ありがとうございます。

ざっくり言うとフレームの正負加力方向で塑性化した後の挙動を表していると言うことですね。





>>ありがとうございます。
>>
>>ググると同じようなのがたくさん出てきました。
>>
>>しかし疑問の回答となるものが探しましたがなかなか見つけることができませんでした。。
>>結局一度伸びた状態からの図ということなのでしょうか?
>>それだとまた疑問が…
>>Qが0のまま伸びてしまう状態だとセーターが伸びきってしまったような感じかと思うので引張から元の位置に戻ろうとするときは座屈による変位しか起きないように思えますので逆対象形にはならないと思うのです。
>
>
>
>前の人も書いていますが、Xブレースを想定していると思います。
>
>図は「建築物の構造形式」による塑性化後のエネルギー吸収性能に対する模式図です。従って正負の履歴図になっています
> (半分推測が入っています)
>
>ブレースが塑性変形した後の状態の図かと問われればその通りです。
>弾性状態からの履歴を表示すると図が煩雑になりすぎ誤解を生じる可能性があるので本筋から外れた弾性状態部分を省略し、
>かつ、大胆に簡略化しているんだと思います。
> (推測が入っています)
>
>
>弾性状態では原点からの直線上を行ったり来たりするだけでループを描きません。この部分は図では省略されています。
>次に塑性化状態まで加力した後に荷重を減少する場合、塑性化部分は戻りませんが弾性ひずみは残っているので、塑性化した最終点を起点として弾性勾配で応力0点まで戻りその後、塑性変形分スリップしてマイナス状態(/筋交から\筋交)の履歴に入り図6.3-4(a)が完成です。
> (推測も入った上で書いてます)
>
>
>
>引張ブレースは塑性変形量の割にエネルギー吸収量が乏しいことが図から読み取れ、そこをメインに説明していると思います。
> 図をみた自分なりの個人的解釈が多々あります。
>
>
>自分もググって見ましたが、木造筋交いの実験が多くて鉄骨の引張ブレースの履歴そのものってなかなか無いですね。
>
>

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Re: 細長比の大きな筋かいの挙動
2024/03/28 07:34:17
>高松ブレースがあるよ

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