30(日)
TIO、FOX'、NO.001、森陽
29(土)、30(日)のいずれか
会社員M、松岡、カッパ、たにだ
(01/19現在 敬称略)
参加希望の方はお早めにお知らせください。
友人から攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEXを借りてます。
以下唐突かつダラダラとネタバレ話。
攻殻SACは以前TV放送時に飛び飛びで観た記憶があって、その時は
「公安9課って毎日こんなテンパってんのか。サイボーグとはいえ、
いつもこの展開じゃ身がもたんなあ」とか思っていたのですが、
実はそれって最終回前のクライマックスだったことが判明しました(笑)。
TVで第25話を観た当時はシリアスな展開にポカーンな感じだったが、
第10話(タチコマの家出 映画監督の夢)や第13話(機械たちの時間)を
観た後では、バトーを守ろうと戦うタチコマが愛しくて切なくて、泣けた。
思考戦車としてのタチコマ達が、記憶の並列化を繰り返しながらも
経験を重ねて自我のようなものを獲得するに至る。
死への憧憬。神へ問い掛けるタチコマ。愛情。自己犠牲。別離。
高度にサイボーグ化した人間と、高度に成長したAIロボットの境界って
どこにあるんでしょうね。それ即ちゴーストと呼ばれる概念であり、
作品のテーマでもあるのですが。
そんなことはない。
お前たちが獲得したものは、決して無力などではないぞ。
(第25話 硝煙弾雨 BARRAGE)
で、今回改めて思ったんですけど。
素子は拘りがあって職務に不向きな女性タイプの義体を使用していますが、
彼女が義体を注文する時にはどういう風にパーツ選択してるんでしょう?
「下半身はそれじゃなくて、もっと半ケツのやつにしてくれ」
とか言ってたりするんでしょうか。なんか悲しい。
悲しいと言えば、逃亡前に素子はバトーとセーフハウスで一夜を
共にしたわけでして、あのエエ雰囲気の後ほぼ全身義体の二人が
どのように致したかも謎だが、それはまあいいとしても、
実はすでにその最中から素子リモートだったりなんかしたら、
あまりにバトーが哀れです。物陰から操作しつつ吉田戦車ばりに
「フフ、気付いてないわ。気付いてないわ!」とほくそえむ素子。
更にそれをモニタするイシカワ。酷い。酷すぎる。
公安9課は人でなし集団ですよ!
そんな電脳覗きぐらい朝飯前の人非人どもが繰り広げる
近未来ポリスアクション、攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEX。
おすすめです。