文章拝見いたしました。自分なりの考えでお答えしたいと思いま
す。
@まず、審査の回数は大きく差は無いものの、多少は道場、クラ
ブ別であります。子供ながらに相手の帯の色に萎縮する子もいる
と思いますが「拳心館の子の中には」と書いてありましたが、ど
この道場、クラブに所属していても、不安になる子は不安にある
と思います。また、逆に、戦う前は不安でも、自分よりも上級者
に勝てたら、自信につながると思いますし、必ずしも強い=上級
者とは限りません。その子がどのように感じ、どのように克服す
るかだと思います。
A型競技の判定基準が素人にわからないのは当然で、基準がわか
ればその方は、審判になれますよね^^; 上手な人どうし競い合え
ば素人の方にはまったくわからないと思います。ただし、厳正な
目をもった審判が判断をくだしています。後は稽古などで自分の
お子さんをご覧になり、指導を受けたとおりに動けているか?そ
ういった所を見ていただければ、少しずつ見えてくると思いま
す。
B子供の頃は成長の度合いが個々人、違います。空手に限らずス
ポーツ全般に言える事ですが、成長が早く、身体能力が高いお子
さんの方が、やはり有利です。稽古の取り組み方によっても差は
出ますが、身体能力の高い子と低い子が同じ稽古をすれば、能力
の高い子が勝つでしょう。・・・しかし、その現実を受け止め、励ま
してあげられるのは親しかいません。いくら指導する先生側が
「がんばれ」と声をかけてあげても、親御さんが諦めてしまって
は子供は頑張れません。今は勝てなくても、子も親も根気よく続
けていけば3年後、5年後、開花するかもしれません。仮に空手
を習っている間、大会に優勝できなくても、今の努力は「必ず」
実になり花開きます。
かけてやる言葉がわからないとおっしゃいましたが、「よく戦
った!今回は負けてしまったけど、次また挑戦しよう!」これだ
けでいいと思います。心の底から言ってあげて下さい。技術的な
事は私どもでアドバイスいたします。おっしゃるとおりトーナメ
ントです。半数は1回戦で敗れます。最後まで勝ち残るのは1人
だけです。厳しいです。是非、厳しさを教えてあげてください。
そして、その厳しさから這い上がる努力を教えてあげてくださ
い。これから生きていく上で、嬉しいことよりも、悲しいこと、
苦しいことの方が多いと思います。栄光よりも挫折のほうが多い
と思います。転んだときに、いかに自分の足で立ち上がるかを教
えてあげてください。
最後に、稽古内容や、学年、性格など、お子さん1人1人アドバ
イスが違ってきますので、できれば掲示板ではなく直接、お聞き
になってください。もし、聞きづらければメールでもご相談にのります。