最低山極悪寺 田代砲配備済み掲示板
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Re: そしてまた さようなら
珍宝院釈法伝 2009/04/25 02:23:19 Windows; U; Windows NT 5.1; ja; rv:1.9.0.9
>その後どうでしょう。だめだったでしょうか…。

 24日未明、静かに息をひきとりました。小さく切ったリンゴが最後の餌になりました。
 午前中に、境内の片隅、狐の隣に埋めました。古いバスタオルでくるんで、庭の花を添えて。

>タヌキは犬と同じ病気にかかりますから、念のため犬は遠ざけておいてください。

 狸が「キャン」と高い声で鳴くのを、一度だけ聞きました。犬に近いのかもしれません。ウチの犬は、野生動物が死臭のする状態になると全く興味を示しません。本能的に避けるようです。私自身も、必ず軍手をして触っていました。

>いえ、獣同士のカンでしょう。ヒグマは肉食寄りの雑食ですが、草食動物や魚を獲物にすることが多く、狐狸はあまり食べませんからね。

 今は、反論する元気もありません。昨日、ネットで注文した薬が届きましたが、使わずじまいでした。

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Re: ひさびさにタダで講義その2
Ruby-J. 2009/04/24 12:33:52 Windows; U; Windows NT 5.1; ja; rv:1.9.0.8
>日本の労働条件は劣悪すぎますが、ドイツは優良すぎます。

そう思えますね。ドイツの場合、組合が強く一度上げたものは落としにくいという事情があるのでしょうが、日本の労働条件はムチャクチャです。労働運動が政党と絡んでしまって、まともな労働運動が育っていないのが問題でしょう。人間らしい生活を守るという、根本のところを忘れていますから。

>西ドイツは、戦後の労働者不足を、長くトルコ系移民で解消してきました。現在では彼らとその子孫が重荷になっているので、顎足持ちで帰国させようとしています。

短期間に二度も戦争して民族弾圧までして、労働人口がごっそり減りましたからね。しかし勝手な連中ですよ。今度は東西統一されたからアジア人は帰れってか。たかが色素が薄いだけで偉そうにできる時代は、とうに過ぎたでしょうに。ワガママ放題のドイツ人が短い労働時間で暮らしていられるのは、移民が3K労働を引き受けてるからでしょう。商店だって、トルコ系は土日や深夜にも店を開け、よい品を安く売る企業努力をしますが、ドイツ系は何が何でも休むのですから。

>最近、日本で入院日数の大幅削減が実施されていますが、これのモデルになっているのがスウェーデンです。

しかしこれがまた問題で、高齢者が粉砕骨折してリハビリ途中なのに3か月で追い出されるのですから、状態無視で一律に決めるのはやめてほしいと思いました。うちの父の場合は化け物ですから復活したものの、普通はあんなに元気になれません。
むしろケガや病気がきっかけで要介護になる老人が多く、病院から放り出されたら、家族親族に重い負担がのしかかります。介護に疲れきって自殺する、あるいは思いあまって病人を虐待したり心中してしまう人も増えているのですから、国内の事情に合わせて考慮すべきです。日本の労働現場は、スウェーデンのようにワークシェアリングが進んでいるわけでもなく、労働時間が短いわけでもない、復職システムや育児サポートが整備されているわけでもない、おまけに雇用は不安定化するばかりです。そのような状態に一般人を追い込んでおいて、老人や要介護者の面倒は家でみろ、行政は知らん顔となったら、そりゃ疲れはてるのは当たり前です。スウェーデンの場合、もともと高福祉が前提にあり、それが行きすぎて削減に入ったわけで、日本の場合は受け皿も作らず経費削減、しわ寄せは立場の弱い人に押しつけるという、悪いところ取りです。

>これが、新しい和服の需要喚起を障げていたということはありませんかねえ。

同感です。未婚女性しか着られない振袖、既婚女性のみの第一礼装である留袖、次に訪問着と付下げ、色無地などが略礼装、小紋と紬は外出着など、格付けが厳しく季節の制約も大きいので、現代では不自由きわまりないです。一口に既婚女性といっても、昔とくらべて元気な高齢既婚女性が増えていますから、結婚式などでは20代から80代の既婚女性親族が全員同じ様式の着物を着ることになってしまい、どう見ても異様ですよ。それに、少子晩婚化とジミ婚化が進み、仲人を立てない人が多くなった現在、留袖を着る機会は激減しています。
私的には、ミニ浴衣はバランスが悪くて醜いので嫌いですが、ドレスコードや格付けについては、もっと自由化されていいと思っています。たとえば、若い既婚女性なら無理に留袖にせず、華やかな訪問着に紋でもつけてオッケーにするとか、30代でも独身ならどんどん振袖を着ていい風潮を作るとか。一般の感覚に合わない上にバカ高いのですから、買わない人が増えて当たり前ですね。

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Re: そしてまた さようなら
Ruby-J. 2009/04/24 12:28:21 Windows; U; Windows NT 5.1; ja; rv:1.9.0.8
>3日間、餌を与えて看病しましたが、今夜にも死にそうです。今も覗いてきましたが、もう、頭を上げる力もなく、横たわってわずかに息をしているだけでした。

その後どうでしょう。だめだったでしょうか…。動物「には」優しい私にとって、こういう話は切ないです。老齢で身体が弱っているところに、疥癬にでもかかったのでしょうか。最近、都市部や住宅地付近のタヌキに、最近激増しているらしいです。人家近くに生息している分かかりやすくなるのですが、野生動物の場合、毛が抜けると命取りになることが多いです。タヌキは犬と同じ病気にかかりますから、念のため犬は遠ざけておいてください。

>前回の狐といい今回の狸といい、極悪寺の境内を死に場所に選んでいるかのようです。住職が嘘つきだという噂が、彼らの世界に広まっているのでしょうか。

いえ、獣同士のカンでしょう。ヒグマは肉食寄りの雑食ですが、草食動物や魚を獲物にすることが多く、狐狸はあまり食べませんからね。

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Re: ひさびさにタダで講義その2
珍宝院釈法伝 2009/04/24 00:41:33 Windows; U; Windows NT 5.1; ja; rv:1.9.0.9
>「じゃあ僕はこれからバカンスだから、来月までバイバイ〜」

 世の中、労働者の方が多いのですから、労働条件が良いというのは誉められたことなのでしょうが、よほど高付加価値商品を作らないと、経営が成り立たなくなります。日本の労働条件は劣悪すぎますが、ドイツは優良すぎます。

>ヨーロッパ経済が統一の動きに向かってから、キツイ労働は東欧系やトルコ系、マグレブ系などの出稼ぎ労働者にやらせているようで、あれも何だかなあと思いますね。

 西ドイツは、戦後の労働者不足を、長くトルコ系移民で解消してきました。現在では彼らとその子孫が重荷になっているので、顎足持ちで帰国させようとしています。
 スウェーデンは、軍事産業という高付加価値を産み出す経済を背景にして、高税率ながらもあの高福祉を実現しています。しかし、国民負担が高くなりすぎたので、福祉制度を見直しつつあります。最近、日本で入院日数の大幅削減が実施されていますが、これのモデルになっているのがスウェーデンです。

>確信犯でぼったくっていたのでしょう。

 いや、どうも模型店がボッタくってきたというのが真相です。現在では総代理店制度はなくなりましたが、歴代の総代理店の努力不足も大きかったと思います。

>和服はドレス・コードの厳しい世界

 これが、新しい和服の需要喚起を障げていたということはありませんかねえ。「背広だって、元を質せば乗馬服。」なのに。
 ミニの浴衣や花柄の地下足袋を見てブッ飛びましたが、アレもアリだと思うのですよ。

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Re: ひさびさにタダで講義(ゴジラにもわかる近代芸術史)
珍宝院釈法伝 2009/04/24 00:26:13 Windows; U; Windows NT 5.1; ja; rv:1.9.0.9
 まあ、判ることは判るのですが、三歩歩いたら忘れるニワトリ頭になってきているので、本当のことを言うと、「知ったか」もできなくなりつつあります。

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そしてまた さようなら
珍宝院釈法伝 2009/04/24 00:23:33 Windows; U; Windows NT 5.1; ja; rv:1.9.0.9
 ご近所のお年寄りが亡くなり、町内会の班長として、2日間、手伝いに行っていました。高齢者地域ですから、私でも若手です。
 そして、葬儀終了を待っていたかのように、老いた狸が境内に迷い込んできました。家人が捕まえて古い犬小屋に保護しました。家人が捕まえられるほどに弱っていたということです。下半身が重篤の皮膚病で、尻尾以外には毛が無い状態でした。
 3日間、餌を与えて看病しましたが、今夜にも死にそうです。今も覗いてきましたが、もう、頭を上げる力もなく、横たわってわずかに息をしているだけでした。前回の狐といい今回の狸といい、極悪寺の境内を死に場所に選んでいるかのようです。住職が嘘つきだという噂が、彼らの世界に広まっているのでしょうか。
 坊主であっても、幾つになっても、死に出会うのは辛いものです。
合掌

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だいぶ回復してきました
ばしばし 2009/04/22 16:17:29 compatible; MSIE 7.0; Windows NT 5.1
ご住職さま
ご心配をおかけしまして申し訳ございません。
数日お休みしてだいぶ回復してきました。
連日書き込みすると良くないようなので様子を見ながら書き込みするようにいたします。
札幌は今日は暖かかったのでチョット早いかと思ったのですが冷やしラーメンを買ってきました。
今年始めての冷やしです。

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Re: ひさびさにタダで講義その2
Ruby-J. 2009/04/20 00:15:55 Windows; U; Windows NT 5.1; ja; rv:1.9.0.8
>しかし、その厳しくなる労働条件は、それこそ、旦那が_| ̄|○となる内容ですよ。週の労働時間が37時間、年間120時間までのサービス残業、夏期休暇の有給扱いが1ヶ月。厳しくなってこれです。

ヨーロッパの技術者の労働条件については、ダンナはとうに呆れはてていますよ。海外と仕事することもけっこうあるので、ドイツの会社と仕事でやりとりしていると、「じゃあ僕はこれからバカンスだから、来月までバイバイ〜」なんてメール(英語)が、平気で来て、さすがにしばいたろかと思ったそうです。
ヨーロッパ経済が統一の動きに向かってから、キツイ労働は東欧系やトルコ系、マグレブ系などの出稼ぎ労働者にやらせているようで、あれも何だかなあと思いますね。

>メルクリンの模型の場合、明らかに流通にも問題がありました。日本で買うと、不思議なことにヨーロッパ諸国で買う値段の2倍から3倍。最近になって、ようやく、本国での価格+輸入経費+妥当な利潤で販売する店が現れて、小さなマーケットに激震が走っています。

ゴールドマンサックスが背後にいたとき、「アジアマーケットをにらんだ戦略を立てる」と言っていたそうなので、確信犯でぼったくっていたのでしょう。日本人は金持ちだと思いこみ、加えて中国の経済成長があるので、メチャクチャな値段をつける会社がけっこうあるんですよ。そして本気で潰れかけてから、まともな値段に戻りはじめているということではないですか。

>ついでに言うと、京都の老舗も大変なようです。3月の決算期に、こっそり在庫処分、袈裟の投げ売りをしていました。それまでの売値が4万円から7万円の袈裟を、5領買ったら1領1万円。

それでもお坊さん関係は、一定需要があるだけまだマシじゃないでしょうか。一般呉服は西陣がダメになってから、超長期無限不況でしょう。最近では、着物の中古品販売のほうが元気になりつつあります。振袖なんかも、一、二度しか着ない人が増えていますから。和服はドレス・コードの厳しい世界ですから、様式世界が崩れるとどんどん凋落してゆくように思います。

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Re: ひさびさにタダで講義(ゴジラにもわかる近代芸術史)
Ruby-J. 2009/04/20 00:15:08 Windows; U; Windows NT 5.1; ja; rv:1.9.0.8
>私が悪口など書くわけがないでしょう。

大嘘もここまでくると、つっこむ気も失せます。ところで、奥様はモリスTシャツを喜んでくださいましたか。

>今、一番詳しいのは、美術館まで足を運んだ私です。ちょっと「知ったか」してやろうかな。ダハハハハ(TM)。

ならば、うんちくをもう少し。ウィキではモリスを「マルクス主義者」と書いていますが、これは誤りで、モリスは空想社会主義者です。自身は金持ちのボンボンですが、貧しい馬丁の娘で他家のメイドだったジェイン・バーデンと結婚しました。ジェインはその美貌と神秘的な雰囲気で、アーツ&クラフツ運動やラファエロ前派のミューズとなり、夫人の簡素な趣味がモリスの志向にも影響を与えたといわれていますが、下層階級の訛りを気にして、人前でほとんど口をきかなかったそうです。晩年にいたっても結婚前のことは話さなかったとかで、玉の輿も辛いものですね。ジェインにとっては、貧困から脱出するための愛のない結婚でしたが、新居の内装を自ら刺繍したりして、モリスの初期作品に貢献しています。ただ多少はジェインの趣味が入ったにせよ、彼女の嗜好も、当時の一般的な女性的趣味とは異なったものでした。
現在私が自室にかけているのは、モリスが妻のために作った「ウィローボウ(柳)」というデザインで、実際にジェインの部屋はこの絵柄で統一されていました。
モリスとジェインの子供たちのうち、次女のメイ・モリスは当時の女性としてめずらしい高等教育を受け、モリス商会を継承しました。デザイナーとしてもプロフェッショナルで、後期モリス・デザインの中にはメイがデザインした作品も含まれていて、現代でも人気があります。
懐かしの名画『マイ・フェア・レディ』の原作『ピグマリオン』は、一部モリス夫妻をモデルにしています。というのも作者バーナード・ショーは、モリス家によく出入りしていて、娘のメイ・モリスと親交が深かったんですよ。このへんで、ご住職にもわかるつながりができてきたかな?

>メーカーや流通段階でボッタくっているということはないんですかね。

それもあるとは思います。現在では、販売権を持っている会社の独占になりますから。ただ、作る以前に個人輸入も考えてネットで調べてみたのですが、英連邦内のカナダですら、カナダドル→日本円で換算すると、驚いたことに、日本で買うよりかなり高かったのです。もちろん英国本国内ではもっと安くなるようですが、適当なネットショップが見つかりませんでした。さりとて、イギリスとやりとりするとサイズの単位(ヤードとメートル法の差が出る)を細かく指定するのが大変で、そういう手間や送料などを考えると、結局、オリジナルの布を国内で買って自分で縫うのが一番マシかと思いました。
こうした事情を考えると、日本のオリジナル代理店はまだしも努力しているほうだと思いますが、ただ昨今のポンド・ユーロ暴落の事情に応じた値下げがなされているかというと、まったく不十分です。ただカーテンは布で量も多いのと、交換回数が少ないことを考えてぼったくっている面もありますが、壁紙やタイルなんかは、そうめちゃくちゃな値段ではありません。もちろん、何から何まで業者に作ってもらうと目の玉が飛び出ますが、素材だけ買って後は自分でするのがコツですね。

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気分転換
釋名無 2009/04/19 21:04:05 compatible; MSIE 7.0; Windows NT 5.1; .NET CLR 1.1.4322; .NET CLR 2.0.50727; .NET CLR 3.0.04506.30; .NET CLR 3.0.4506.2152; .NET CLR 3.5.30729
あかんなぁと追い詰められたリ、気力が折れそうになったら、美味いもんを食べに行きますね。
美味いもん食べてたらモヤモヤが晴れて元気が湧きますもん。美味しいお酒も。一緒に家族が居たりヨッパライいや御同行御同朋が居て下さったら相乗効果倍増!
私メのような途上な者はそれでこと済みますね。
ケータイでxxxはん、久しぶりに呑みに行きまひょかと云うたら必ず必ず一人や二人も来て下さる。ありがたいことです。

それにしても、何か食いに行こやと言うと、なんでいつもびっくりドンキーやねん。うちの家。三条河原町でもだったよな。
肉は嫌いではないけど、ここのは腹がもたれますわ。(笑

#そろそろ打ちっぱなしに行かなければ。
 今年こそ尻の毛まで毟られん様にせんと。(=^^ゞ ポリポリ

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Re: あかんかも
珍宝院釈法伝 2009/04/18 23:19:41 Windows; U; Windows NT 5.1; ja; rv:1.9.0.8
>どうも身体がしんどくて精神状態が不安定な感じです。
>掲示板をみると「何か書かなきゃ」という焦りのようなものを感じます。

 うんうん、少し変調気味ではないかと心配していました。過疎掲示板ですから、何日書き込みが無くてもビクともしません。少し休んでください。

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Re: ひさびさにタダで講義
珍宝院釈法伝 2009/04/18 23:18:10 Windows; U; Windows NT 5.1; ja; rv:1.9.0.8
>ですから、それが世代の差。環境の差もあるかもしれません。

 私が中学生の時、理科のメッキの実験に、先生に内緒で10円玉を使いました。世代の差と言われれば、そうかもしれません。 

>交通機関は使い分けるものだという感覚です

 私も、地方都市ながら県庁所在地に住んでいたので、路面電車、国鉄、バス、軽便鉄道など、多様な乗り物を使っていましたね。

>ただ私の親族にも鉄ヲタ気味の人が多くて、兄弟は時刻表マニアですし、父も嫌いじゃないほうらしく、一度だけ廃止寸前のSLに記念乗車しに遠くまで連れて行かれました。

 実は、鉄ヲタほどではないけれど、かなりの数の隠れ鉄が生息しています。
 ああ、のんびりした鉄道の旅がしてみたい。
 

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Re: ひさびさにタダで講義
珍宝院釈法伝 2009/04/18 23:07:30 Windows; U; Windows NT 5.1; ja; rv:1.9.0.8
>幼児文化と関わりの薄い私にそんなことを言われても、ピンと来ませんよ。悪口としては無効打。

 私が悪口など書くわけがないでしょう。ムカデ妻が、「何の夢を見たかは覚えていないが、起きてからもアンパンマンの主題歌が頭でぐるぐる回っている」と言っていたので、チョット書いてみただけです。

>あのですね、モリスを女子供受けなどと言ってる時点でもうすでに…。こりゃ、私の普段の男友達とは違う人種だわ_| ̄|○。

 私の周りには、ウイリアム・モリスを知っている人間などいませんからねえ。今、一番詳しいのは、美術館まで足を運んだ私です。ちょっと「知ったか」してやろうかな。ダハハハハ(TM)。

>商品として売られているテキスタイルも、今は一般家庭では相当キツイ値段になってますね。

 メーカーや流通段階でボッタくっているということはないんですかね。イギリスの1ポンドは、固定相場制の時代には約1000円でしたが、今は150円以下です。単純に考えて、1/7。イギリス製品は、この為替変動に見合った価格で推移してきたのでしょうか。仮にボッタくってはいないとしても、ここまで世界経済がつながっている時代に、それ相応の企業努力をしているのでしょうか。

>モリスがあまりに作品・製品にたいして凝り性で、しかも自社の工房労働者の待遇をすごくよくしたので、そうした経営理念そのものが祟って倒産したという哀しい歴史があります。

 こだわりが優先して、また、昔のような経営に近づいている可能性もありますが。

 話をメルクリン社に戻しますが、従業員のリストラが行われるそうです。当然、残る従業員の労働も以前より厳しくなります。
 しかし、その厳しくなる労働条件は、それこそ、旦那が_| ̄|○となる内容ですよ。週の労働時間が37時間、年間120時間までのサービス残業、夏期休暇の有給扱いが1ヶ月。厳しくなってこれです。
 子供のオモチャ、労働者の家の壁紙やカーテンには、やはり、出せる値段の限界があるように思います。それに合わせた価格の製品も出してゆかなければ、残念ながら、老舗といえども消えていくでしょう。
 メルクリンの模型の場合、明らかに流通にも問題がありました。日本で買うと、不思議なことにヨーロッパ諸国で買う値段の2倍から3倍。最近になって、ようやく、本国での価格+輸入経費+妥当な利潤で販売する店が現れて、小さなマーケットに激震が走っています。

 ついでに言うと、京都の老舗も大変なようです。3月の決算期に、こっそり在庫処分、袈裟の投げ売りをしていました。それまでの売値が4万円から7万円の袈裟を、5領買ったら1領1万円。
 こだわりも大事ですが、結局、損を覚悟で1万円で投げ売りすることになるくらいなら、1領2万円の袈裟を作って欲しかった。私の偽らざる感想です。

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Re: 障害者
珍宝院釈法伝 2009/04/18 22:04:32 Windows; U; Windows NT 5.1; ja; rv:1.9.0.8
>受け入れれば楽なこともあるのですが。

 見て見ぬふりをしても、事実が変わるわけではありません。それならば、早く専門家の門を叩く方が良いと思うのですが、実際には、なかなかこちらの意図は伝わりません。

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あかんかも
ばしばし 2009/04/17 18:12:46 compatible; MSIE 7.0; Windows NT 5.1
どうも身体がしんどくて精神状態が不安定な感じです。
掲示板をみると「何か書かなきゃ」という焦りのようなものを感じます。
ヤバイかも・・・・気をつけるようにいたします

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Re: ひさびさにタダで講義
Ruby-J. 2009/04/17 16:29:19 Windows; U; Windows NT 5.1; ja; rv:1.9.0.8
>私が乗ったことのある軽便は、多分、軌道間隔が90cmくらいでした。他の地方には78cmというのも多かったようです。

ええええ、それは狭い。90cmといったら、小型タンスの幅と同じですよ。でも見てみたい気もするなあ。

>つまり、重要な国策であった電力需給を睨んだ鉄道で、軽便鉄道とは成り立ちが違うわけです。

これは初耳でした。福井にまで伸ばそうとしたのは知っていますが、もともと電力会社だったとは。機会があったら、「京の生き字引」であるうちの父親に聞いておきます。

>チンチン電車=ショボイのイメージがありますが、京都の市電は、新幹線と同じ標準軌道(軌間1,435mm)が9割でしたから、実は、国鉄在来線の1,067mmよりかなり広かったのです。

たしかに市電は、車体こそ小さく見えますが、線路幅がそれほど狭かったという記憶がないので、どちらかというと近隣地やとくに地方の国鉄在来線の路線を見て、線路の幅が狭いなぁと感じるのが多かったことを覚えています。子供のころの記憶はアテにならないと言いますが、これにかんしてはある程度妥当だったのですね。

>むしろ、10円玉というのがショック。

ですから、それが世代の差。環境の差もあるかもしれません。都市部で育つと、公共交通機関だけでも、市電市バス地下鉄、私鉄が何本もあって当たり前、プラスJRという環境になりますから、交通機関は使い分けるものだという感覚です。生まれたころから、電車やバスというものは駅に行けばいくらでも来るものだと思いこんでいましたから、大学に入ってから、そういう環境は国内でもごく一部、大都市圏のみの感覚にすぎないと知らされ、本気でギョーテンしました。こういうことがわかるだけでも、大学に行った価値があったかも。

>オマケ ↓鉄ヲタ分類

ううううう、これはディープすぎます。ただ私の親族にも鉄ヲタ気味の人が多くて、兄弟は時刻表マニアですし、父も嫌いじゃないほうらしく、一度だけ廃止寸前のSLに記念乗車しに遠くまで連れて行かれました。幼い私は、何でそんな遠いところまでとぶつぶつ言いながら連れて行かれましたが、今思うといい思い出になりました。お腹の底まで響くような重低音や、トンネルでは必ず窓を閉めなければならないことなど、実際に体験できたわけですから。

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Re: ひさびさにタダで講義
Ruby-J. 2009/04/17 16:24:11 Windows; U; Windows NT 5.1; ja; rv:1.9.0.8
>バイキンマン・ドキンちゃん夫婦

幼児文化と関わりの薄い私にそんなことを言われても、ピンと来ませんよ。悪口としては無効打。

>ひょっとすると、この美術館の回し者ではないかと疑いながら。

それは誤解です。ウィリアム・モリス工房は超メジャーなので、こういう展覧会はしょっちゅうありますよ。私は前回見逃しました、ぐすん。

>確かに悪くはないですが、日本にも、江戸小紋や西陣の優れた絵柄や意匠があるので、感動はしませんでした。

これは正解。日本美術や意匠の影響を強く受けています。「確かに悪くはない」という印象も、モリス・デザインのコンセプトが、もともと「生活の中に芸術を」ですから、そのぐらいでちょうどいいのです。家具やテキスタイルの手入れを全部使用人にまかせられる特権階級の人のための芸術ではなく、一般家庭に置いても違和感のないデザインにしてあります。その分、ぱっと見て「ああ素晴らしい〜」じゃむしろ困るわけですね。そういうものは、きらびやかすぎて日常にはあまり適しません。それよりも、実際に使うことで生きる作品が多いですから、飽きがこなくて、見るほどにさりげに凝りまくってあるのがわかってくるのです。

>ステンドグラスは、やなり実物を見たいですね。これは好きな方ですから。

スレンドグラスはかなり以前、滋賀県立近代美術館で原寸大スライドボックスを使って忠実に再現されたのと、下絵の実物を見ました。さすがに、教会の窓にはめこんであるものを外して持ってくるわけにゆきませんので。ウィリアム・モリス自身はデザインは超一流でも絵が描けないので、モリス商会で絵画分野を受け持っていたバーン・ジョーンズが下絵を描き、それをステンドグラスに仕立てたもので、そりゃ見事でしたよ。これは教会の窓に使うものですから、すんばらしくてもいいわけですしね。二枚一対の大きな作品で、聖女の周りに大天使が二人ずつ、その上下にも細かく天使や聖画を描きこんで仕立ててありました。異常な手のかかり方にのけぞります。下絵も飾ってありましたが、下絵だけでも美しい美しい。溜息が出ます。
バーン・ジョーンズは、モリスが中心となった芸術運動であるアーツ&クラフツ(アール・ヌーヴォーの前身)や、ラファエロ前派の中でもっともすぐれた画家の一人で、中性的で浮世離れした人物像を得意としていましたから、天使や神話、伝説を描くのにぴったりの作風なんです。

>女子供に受けるのかと思い、

あのですね、モリスを女子供受けなどと言ってる時点でもうすでに…。こりゃ、私の普段の男友達とは違う人種だわ_| ̄|○。
もともと「労働者家庭の内装にも美術を」というコンセプトで始まったのですから、19世紀の労働者家庭っつったら、上層労働者層でも純然たる専業主婦なぞおりませんし、下層中産階級の主婦はメチャクチャ忙しい、子供も遊んでばかりはいられません。ただモリスがあまりに作品・製品にたいして凝り性で、しかも自社の工房労働者の待遇をすごくよくしたので、そうした経営理念そのものが祟って倒産したという哀しい歴史があります。
商品として売られているテキスタイルも、今は一般家庭では相当キツイ値段になってますね。数字上はかなり収入があるはず(ただし税金・年金がすごいので実質はわりとビンボー)の我が家でも、せっせと工面して作りました。ただ私が裁縫が得意な分、布地代だけですみます。ディ○スなんかの化繊カーテンでも一窓何万円もするのですから、あれを買うよりはるかに美的快適です。

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障害者
ばしばし 2009/04/17 15:39:34 compatible; MSIE 7.0; Windows NT 5.1
>それとなく親に専門医なり専門家なりに相談することを勧めるのですが、なかなか聞いてもらえません。

障害者イコール人間失格と思っている人が多いように思います。
障害児の親もできるだけ普通の人と同じことを子供にさせたがりますね。
健常者が障害者になったときも障害を受け入れるのに時間が掛かるようですね。
受け入れれば楽なこともあるのですが。

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Re: 受け入れられない現実
珍宝院釈法伝 2009/04/17 02:47:31 Windows; U; Windows NT 5.1; ja; rv:1.9.0.8
>自分に都合の良い現実はすぐに受けようとするのに
>自分が不都合な現実は受け入れたくないものなのですね。
>不都合な現実を受け入れるより現実を不都合ではないものに変えようとする。
>そういうものなのですね。
>子供の臓器移植の話題を聞いてそう思いました。

 保育所の親を観ていても、それは思いますね。保育所には障害児の専門家はいませんが、10年、20年に渡って子供を大量観察してきた経験ある保育士はいます。彼らから観て、いささか問題があると思うので、それとなく親に専門医なり専門家なりに相談することを勧めるのですが、なかなか聞いてもらえません。

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Re: ひさびさにタダで講義
珍宝院釈法伝 2009/04/17 02:25:41 Windows; U; Windows NT 5.1; ja; rv:1.9.0.8
>では、線路幅の狭いミニサイズ、トロッコサイズの電車や汽車みたいなイメージでいいのでしょうか。

 一般的には、そういうことになります。私が乗ったことのある軽便は、多分、軌道間隔が90cmくらいでした。他の地方には78cmというのも多かったようです。

>京都の京福電鉄の嵐電(らんでん・嵐山本線や北野線のこと)や叡電(えいでん・元は京福電鉄叡山本線と鞍馬線だったのが、叡山電鉄として独立)もずいぶん小さくて、とくに嵐電には旧型の車両や路面走行部が残っていますが、あれも違うのですね。

 軽便鉄道ではありませんが、規模や速度だけを考えると、あれに近いイメージです。但し、JRにさえ単線区間が多いのですから、複線というのは、「軽便」と反するイメージです。
 京福電鉄の前身は、京都電燈という電力供給会社です。蹴上発電所の電力の安定需要家を創設するために、後の京都市電や京福電鉄を作りました。福井まで送電線を張って電力を供給していたので、福井の鉄道も買収します。
 つまり、重要な国策であった電力需給を睨んだ鉄道で、軽便鉄道とは成り立ちが違うわけです。

>末期の京都市電は覚えていますが、あれより狭い線路幅となると、うーむ。

 チンチン電車=ショボイのイメージがありますが、京都の市電は、新幹線と同じ標準軌道(軌間1,435mm)が9割でしたから、実は、国鉄在来線の1,067mmよりかなり広かったのです。
 ついでに言うと、軽便鉄道や私設鉄道は専用軌道を使用しますが、路面電車は軌道を道路と併用するので、軌道法という法律に基づいて設立運営されました。北海道の小さな鉄道(殖民鉄道)も、軌道法に基づく鉄道です。
 ご紹介のあったインドの鉄道は軌道間隔が約60cmですが、これは、イギリスの可搬式軌道を持ってきたからです。

>でも私の子供時代はすでに電車の速度が上がっていて、よほどゆっくり走るエリアに置かないと、逆にはねとばされてしまうことが多いようでした。時代の差を感じるぞ。

 営業開始時点で電車だった上に標準軌道だったので、狭軌上をディーゼルで走る軽便鉄道以上に高速化が簡単だったはずです。
 むしろ、10円玉というのがショック。

オマケ ↓鉄ヲタ分類

http://wiki.chakuriki.net/index.php/%E9%89%84%E9%81%93%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%B3/%E5%88%86%E9%A1%9E

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Re: ひさびさにタダで講義
珍宝院釈法伝 2009/04/17 01:46:52 Windows; U; Windows NT 5.1; ja; rv:1.9.0.8
>大丈夫です、ウィリアム・モリスのカーテンは綿100%ですし、我が家の場合壁は漆喰と珪藻土で塗りましたから。…って、誰がそんな話してますねん。「センスのないおっさん菌」が感染ったら困るという話でしょうが。

 バイキンマン・ドキンちゃん夫婦にエラそうに言われるのはシャクなので、今日は、ウィリアム・モリス展へ行ってきました。ひょっとすると、この美術館の回し者ではないかと疑いながら。

http://www9.ocn.ne.jp/~otanimus/exhibition/2009exhibition/WM/williammorris.html

 確かに悪くはないですが、日本にも、江戸小紋や西陣の優れた絵柄や意匠があるので、感動はしませんでした。
 800円も払ったのに、絨毯が空を飛ぶところは見せてもらえませんでした。いかんやろ!
 ステンドグラスは、やなり実物を見たいですね。これは好きな方ですから。
 テキスタイルは、植物染料の弱みで退色が進んでいたので、少々、くすみすぎている気がしました。惜しい。
 女子供に受けるのかと思い、ムカデ妻に壁紙の柄をあしらったTシャツを買って帰りました。人間、後ろめたいとこういうことをします。ダハハハハ(TM)

>ただ最初のキリスト教化がゆるやかだった分、宗教改革の時代にプロテスタントがどっと入ってきて、血で血を洗う宗教戦争になりました。

 陸続き国家間の歴史は、どうも国同士が入り乱れて、島国日本の住人にはスッキリ理解できませんね。ぶつぶつ。

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受け入れられない現実
ばしばし 2009/04/15 17:39:21 compatible; MSIE 7.0; Windows NT 5.1
テレビを観ていて
現実を素直に受け入れることは難しいものだと思いました。
自分に都合の良い現実はすぐに受けようとするのに
自分が不都合な現実は受け入れたくないものなのですね。
不都合な現実を受け入れるより現実を不都合ではないものに変えようとする。
そういうものなのですね。
子供の臓器移植の話題を聞いてそう思いました。

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Re: ひさびさにタダで講義
Ruby-J. 2009/04/15 14:58:23 Windows; U; Windows NT 5.1; ja; rv:1.9.0.8
>「湿度の高い日本では、聚落壁に葦簀」とお伝え下さい。我が家のは、聚落土だと高くつくのでバッタもんですが。(無念)

大丈夫です、ウィリアム・モリスのカーテンは綿100%ですし、我が家の場合壁は漆喰と珪藻土で塗りましたから。…って、誰がそんな話してますねん。「センスのないおっさん菌」が感染ったら困るという話でしょうが。

>では、北欧はどうでしょう。彼の地は、地中海沿岸と違って、キリスト教以外(以前)の神々の物語が残っていて、必ずしも強固なラテン神学に席巻されていなかったように思いますが。

北欧圏には詳しくないのですが、古代から中世にかけてはそうだろうと思います。10世紀ぐらいからようやくキリスト教化されたものの、キリスト教化したのも王族や上流貴族ぐらいで、それ以外では神話や自然崇拝と競合または共存傾向が続いたのでしょう。西ヨーロッパがどちらかというと内向的だった中世にも、北欧では神話伝承が続けられ、かのバイキングが世界各地で交易(海賊行為含む)していたとか。日本にも来て、酒呑童子と呼ばれましたしね(えっ?)。
ただ最初のキリスト教化がゆるやかだった分、宗教改革の時代にプロテスタントがどっと入ってきて、血で血を洗う宗教戦争になりました。北欧諸国は、スカンジナビア半島も含めてデンマークを中心とした同盟国家だった時期がありますが、デンマークがプロテスタント化するとカトリックへの弾圧・追放が始まり、ノルウェーは属国にされてしまいます。一方でスウェーデンは弾圧への抗争を繰り返しながら一足先に独立し、それ以降、実質デンマークとスウェーデンの間でノルウェーの取り合いを続けてきたようなものでした。

>軽便鉄道というのは、設立や経営に厳密な許可条件が不要な鉄道です。線路の幅も、その上を走る車輌も、お好きにどうぞというわけです。

では、線路幅の狭いミニサイズ、トロッコサイズの電車や汽車みたいなイメージでいいのでしょうか。昔の炭坑の鉱山鉄道は小説などに出てくるので、何となくのイメージはあるんですが、実際に見たことはありません。
京都の京福電鉄の嵐電(らんでん・嵐山本線や北野線のこと)や叡電(えいでん・元は京福電鉄叡山本線と鞍馬線だったのが、叡山電鉄として独立)もずいぶん小さくて、とくに嵐電には旧型の車両や路面走行部が残っていますが、あれも違うのですね。
末期の京都市電は覚えていますが、あれより狭い線路幅となると、うーむ。

>あの頃、ペッタンコの一円玉は悪ガキどもの宝物でした。

私らのころは十円玉でした。でも私の子供時代はすでに電車の速度が上がっていて、よほどゆっくり走るエリアに置かないと、逆にはねとばされてしまうことが多いようでした。時代の差を感じるぞ。

>デッキ部分が大きく、乗客は自転車を積むことができました。
>自転車と鉄道のコラボは、再検討に値する企画だと、私は勝手に思っています。

あ、これは便利だろうなと私も思います。日本のバスは自転車が積めませんから、途中で疲れた人は大変ですよね。自転車で行けるところまで行って、電車のデッキに積んでまた目的地まで乗ってゆければ、駅から遠いところに住んでいる人も便利でしょうし、駐輪場問題もかなり軽減すると思います。

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札幌が車両に自転車持ち込みOKにならないかなあ
ばしばし 2009/04/15 07:45:59 compatible; MSIE 7.0; Windows NT 5.1
住職さま

>自転車と鉄道のコラボは、再検討に値する企画だと、私は勝手に思っています。

去年のことですが札幌市営地下鉄で車両に自転車の持ち込みOKにする試みがありました。
期間限定で時間も通勤時間以外の決められた時間だけでしたが評判が良かったので今年もやろうかという提案があったようです。

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Re: ひさびさにタダで講義
珍宝院釈法伝 2009/04/15 02:12:56 Windows; U; Windows NT 5.1; ja; rv:1.9.0.8
>「ヘンな黴菌でもうつされたら大変だから、あまり近寄らないように」とたしなめられました。

 「湿度の高い日本では、聚落壁に葦簀」とお伝え下さい。我が家のは、聚落土だと高くつくのでバッタもんですが。(無念)

>単純にそうとも言いにくいです。

 ここまで詳しくやられるとお手上げですね。
 では、北欧はどうでしょう。彼の地は、地中海沿岸と違って、キリスト教以外(以前)の神々の物語が残っていて、必ずしも強固なラテン神学に席巻されていなかったように思いますが。

>私は知りません、どんなもんかおせーてください。(マジ)

 軽便鉄道というのは、と書きかけて思ったのですが、自分にこだわりのあることだと、どうしてコッテリ書こうとしてしまうんでしょうね。

 ともあれ、軽便鉄道というのは、設立や経営に厳密な許可条件が不要な鉄道です。線路の幅も、その上を走る車輌も、お好きにどうぞというわけです。
 戦前の日本が手本にしたイギリスやドイツに倣って鉄道網を作り上げたいけれど、国にはそれだけの金がない。そこで、少ない資本、小規模な設備の鉄道を民間で作らせるために、軽便鉄道法という法律を作りました。鉄道と道路が交差する場合、鉄道が優先されるのですから、本来ならば、厳密な許可条件が必要なはずなのですが、そこは後進国日本、あっさりと鉄道が造れるようにしてしまったのです。
 私が少年時代の一時期住んでいた県営住宅の近くには、まだ軽便鉄道が走っていました。速度は、京都の市電くらいでのんびりしたものでした。悪ガキどもが、線路に一円玉を置いてペッタンコにしてもらおうと何度も試みるのですが、低速なので、ほとんどの場合、運転士に見つかって、停車、持って行かれてしまいます。あの頃、ペッタンコの一円玉は悪ガキどもの宝物でした。
 デッキ部分が大きく、乗客は自転車を積むことができました。自宅から郊外の駅まで自転車に乗り、自転車ごと列車に乗り、駅に着いたらそこから先は、また自転車に乗る。駅前の駐輪問題など起こりようのない面白いシステムでした。
 しかし、速度に勝り、路線の変更や増加に柔軟に対応できるバスに押されて、次第に姿を消していきました。現存するのは、ほとんど観光用だけです。
 自転車と鉄道のコラボは、再検討に値する企画だと、私は勝手に思っています。


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言わなきゃ通じない
ばしばし 2009/04/14 13:01:26 compatible; MSIE 7.0; Windows NT 5.1
>本人も模索の途上で、自分で自分を納得させようとしている段階のようですから、あまり本気で取り合わない方が良いですよ。

了解いたしました。
よく考えて書き込むようにいたします。

>釈名無さま

>婉曲に物事を云う地域の出身ですし、親切で痛い目に散々遭わされておりますから、構えてるんかも知れませんなァ。

なるほど
謀略のみで江戸幕府を倒した土地柄ですか。
私は住んだことがないし知り合いもいないのでよくわかりません。
東京の会社に15年つとめていたので、人間の冷たさ、傲慢には耐性ができたような気がします。
腹の探り合いも有りますが、私は出てきた言葉をそのまま受け取ることにしていました。
どうせ他人の心の中なんてわからないから相手の言葉をそのまま受け取っていました。
常識とか慣習とか儀礼なんてくそくらえで言われたことを言われただけやってました。
「言わなくてもわかるだろう」なんていう人がいましたが「言葉にしなきゃ通じないでしょう。言わなかったアンタが悪い。結果に文句があるのなら指導できなかったアンタが悪い」で通していました。
結果、上の人間に嫌われてクビですが。

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Re: ひさびさにタダで講義
釋名無 2009/04/14 06:56:43 compatible; MSIE 7.0; Windows NT 5.1; .NET CLR 1.1.4322; .NET CLR 2.0.50727; .NET CLR 3.0.04506.30; .NET CLR 3.0.4506.2152; .NET CLR 3.5.30729
> まだ日本にも軽便鉄道がありましたっけねえ。(遠い目)

愛宕山鉄道などはそうだったのではないかと思います。

 愛宕山鉄道
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%84%9B%E5%AE%95%E5%B1%B1%E9%89%84%E9%81%93

 幻の鉄道「愛宕山鉄道」を訪ねて
http://www.geocities.jp/sawa_history/

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Re: ビックリ
釋名無 2009/04/14 06:55:55 compatible; MSIE 7.0; Windows NT 5.1; .NET CLR 1.1.4322; .NET CLR 2.0.50727; .NET CLR 3.0.04506.30; .NET CLR 3.0.4506.2152; .NET CLR 3.5.30729
 ばしばし殿

スケベ心なんて書いたから悪い印象を与えたましたかね。ばしばし殿がスケベって意味じゃないですよ!
私メが完成形では全然有りませんから、合わないと思われた部分は切り捨てて下さって大いに結構ですよ。強いるつもりは毛頭ありません。
また、私メとしては、ばしばし殿のお考えや教えて下さった情報は尊重しております。

しかしながら、噛み合う噛み合わないが出るともう意に沿いかねてしまっているようです。どうぞご自由に。
以下、弁解だけしておきます。


>なんて言う他人の親切を素直に受け入れない人で

家族にさえ親切にしても当然だとかウザがられるものですから(クソ!、相手が喜んでくれると心が和んで良いなぁと本当に思いますね。他人の親切余計なお世話なんて言葉が存在することもなくて本当に素晴らしいですね。そうなれば、他人に対してどんどん親切がしたくなりますね。

婉曲に物事を云う地域の出身ですし、親切で痛い目に散々遭わされておりますから、構えてるんかも知れませんなァ。誰かに何かされた云われた時、アレ何のおつもりか裏を考えてみるクセが抜けませんもん。何でもないことが実はキツいことを云われとったり、逆に回り回った優しさであったりと深読みをする。
この地域では、古くはぶぶ漬けでも、お茶沸かしてるからと引き留められたら気をつけて下さいね。(苦笑

よそさん(他人)に向ける考えと自分に向けてる考えは違う、裏表がある愚かさがあります。さらにもう一つ云えば、その相手の中でも立場や利害によっては扱いに軽重までつけるような始末です。
一緒くたにしていただくのは本意ではありませんでしたのでビックリしました。


>これは「自力」ではないのかな?

私メは解っておりませんので、何をおいて自力と持ってゆくことはできません。ビックリしました。


>本によるとその対処に「発狂」という白日夢にふける方法もあるようですが。

白昼夢は、健康な青少年にも見られます。

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Re: ひさびさにタダで講義
Ruby-J. 2009/04/14 00:14:35 Windows; U; Windows NT 5.1; ja; rv:1.9.0.8
>ノリタケでええやん。

うんにゃ、私はウェッジウッドが好きなんです。でもうかつに使うとダンナが割ってしまうので、普段はしまいこんであり、結局安物を使ってます。
何で計ったようにいい食器から先に割ってくんでしょう。謎だ。

>これも正直に知らないと書くと、罵詈雑言を浴びせられるのかな?

ウェッジウッドのときは罵詈雑言のつもりではなく、ほんとに知らないのかと驚きのあまり騒いだだけです。今回はうちのダンナに、「ウィリアム・モリス知らないんだって」と伝えたら、「ヘンな黴菌でもうつされたら大変だから、あまり近寄らないように」とたしなめられました。言ったのは私ではありませんので、念のため。
ウィリアム・モリスは、ブランド製品というより、すでに美術史の範疇に入っている非常に著名なデザイナー・芸術家ですので、検索すれば山ほど出てくるでしょう(溜息)。

>それは、つまり、カトリック(ローマ法王庁)の権威が及んでいた地域ということでしょうか?

単純にそうとも言いにくいです。大事なことを忘れていましたが、西欧でラテン語がそんなに優勢だったのなら、なぜ今でも古代ギリシア語があわせて重視されているんだろうという疑問が残りますよね。これは、ギリシアが共和制時代のローマ領土になったとき、ローマの文人・学者が古代ギリシア語を学んで、ラテン語に訳したりラテン語表記に変えたりして公用語化したんです。つまりラテン語はその完成過程からして、古代ギリシア語に多くを負っているわけです。
本題に戻って、バチカンの権威範囲は時代によって大きく変わりますし、ラテン神学イコールカトリックとも限りません。げんにイギリスはイギリス国教会(プロテスタント系)、ドイツやオランダではプロテスタントの勢力も強いですが、プロテスタントという呼称自体がラテン語起源です。西方教会から分離した諸派をさすわけで、もともとの綱要はどうしたってラテン語でした。プロテスタント神学はちょっと独特で、カトリックへの抗議として出現した分、東方神学(こっちはギリシア語主体)も取り入れていますし、布教用にご当地言語での翻訳聖書を出したりしました。ただ、やはり専門の神学や学問世界では、ラテン語(+古代ギリシア語、ただしラテン語表記化されたものも多い)の優勢は長かったようです。なので、おおざっぱではありますが、わかりやすくするためにこういう言い方になってしまいました。
ただそれを言い出すと、イギリス人の中には今でも大陸側に旅行するのを「ヨーロッパに行く」「ヨーロッパから帰ってくる」などと言う人がいるようですし、じゃああんたらヨーロッパ人じゃないの?みたいな話にもなりますので、やたらややこしくなってキリがありません(笑)。

>あの小さな汽車は、故障が多いので観光用に頑張って走らせているようで、普段はディーゼル車も牽引しているそうです。

そうなんですか。古いですからたしかに老朽化は激しいでしょうねえ。観光用なら、いっそ部品を専用に作り直すとか。

>私が子供の頃には、まだ日本にも軽便鉄道がありましたっけねえ。(遠い目)

私は知りません、どんなもんかおせーてください。(マジ)

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Re: ひさびさにタダで講義その2
珍宝院釈法伝 2009/04/13 21:08:48 Windows; U; Windows NT 5.1; ja; rv:1.9.0.8
>「西欧」というのは、つい最近まで相当狭かったようです。ラテン神学の支配地域をさすと言っても
いいんではないでしょうか。

 それは、つまり、カトリック(ローマ法王庁)の権威が及んでいた地域ということでしょうか?

>ダージリン・ヒマラヤ鉄道

 あの小さな汽車は、故障が多いので観光用に頑張って走らせているようで、普段はディーゼル車も
牽引しているそうです。同じ行程を、バスだと4時間で移動できるので、最近では、バスの利用者が
増えているとか。
 私が子供の頃には、まだ日本にも軽便鉄道がありましたっけねえ。(遠い目)

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Re: ひさびさにタダで講義
珍宝院釈法伝 2009/04/13 20:30:18 Windows; U; Windows NT 5.1; ja; rv:1.9.0.8
>グッチも以前お家騒動(息子らを中心とした後継者争い)で分裂したところを、アラブマネーに
買われて存続しています。

 盛者必滅ですね。イギリスの「ジャガー(自動車)」など、かつての植民地企業TATAに買われて
しまいました。

>陶器メーカーのウェッジウッドも逝っちゃったようです。

 そして、そのあおりを受けて、既にウォーターフォードの傘下に入っていたローゼンタールも、
今年初めに、バイエルン地裁に破産手続きの申請をしました。これもよく知らなかったので検索
してみると、結構、日本にも入ってきているブランドでした。
ノリタケでええやん。

>ウィリアム・モリスの販売権(カーテンや壁紙、シーツなど、19世紀から続くインテリア用のオリジナルデザイン)

 これも正直に知らないと書くと、罵詈雑言を浴びせられるのかな?以前から、機械、オモチャ
以外のブランドについては、一般人に遙かに劣ると承知していますが。

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Re: ビックリ
珍宝院釈法伝 2009/04/13 20:13:05 Windows; U; Windows NT 5.1; ja; rv:1.9.0.8
本人も模索の途上で、自分で自分を納得させようとしている段階のようですから、あまり本気で取り合わない方が良いですよ。

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ビックリ
ばしばし 2009/04/13 12:57:16 compatible; MSIE 7.0; Windows NT 5.1
それにしても

>真面目にやってるでと云う人は一見尊いように見えるけども、心の中では例えば他人を喜んでもらうなどのカタチで「 リターンをお求め 」やと思います。悪く云えばスケベ心があるんです。

なんて言う他人の親切を素直に受け入れない人で

>私はこんなに頑張ったのにアァ裏切られた、オイシイところをズルい人(他人)に取られた、私は正当に評価されていない、あんなにしてやったのに助けてくれなかった等と嘆いたり悩んだり苦しんだり。どうにもなりません。

と他人の行為をそのまま受け入れられない人が

>事実を素直に受入れることが先決ですよね。

と言い出すとは思いませんでした。

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なんか
ばしばし 2009/04/13 08:12:59 compatible; MSIE 7.0; Windows NT 5.1
釈名無さま

>> それでは赤ん坊をあやして笑ったらうれしいのは「 リターンをお求め 」なのでしょうか?
>全く何の反応も示さないのにあやしたりしません。

なんか議論が噛み合ってないような気がしますが。
その後に書いた
>他人でも笑顔を見て心が和むのは普通の感覚だと思うのですが。
こちらのほうにコメントをいただきたいものです。

>自分が欲しい結末を期待する白昼夢にふけるしか出来ない状態とは世界が違うのです。
>しかしながら、お示しの件は勉強にさせていただきました。
>極限の状態におかれた人間はそうなるのですね。

本を読んでいただいたほうがわかっていただけるのですが。
「極限状態」は自分が欲しい結末を期待することも出来ない状態です。
目の前の「死」という現実に対処しなければいけない状態です。
本によるとその対処に「発狂」という白日夢にふける方法もあるようですが。

>事実を素直に受入れることが先決ですよね。
>まずは、自分がそんな存在だと素直に受け入れること。

私は最初に

>高い理想を追ってもそれに届かない、届くことの出来ない自分であることを理解し

と書いています。
自分の中に受け入れないと理解するとは言わないのではないでしょうか?

>いつもより少し起きてみようか。新幹線に乗るために。

これは「自力」ではないのかな?これを少し精神的なものにしたのが「理想」ではないでしょうか。それとも「目標」と言ったほうが良いでしょうか?

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Re: ひさびさにタダで講義その2
Ruby-J. 2009/04/13 00:39:59 Windows; U; Windows NT 5.1; ja; rv:1.9.0.8
>↓オスマントルコの消長を視覚的に理解できるアニメーションGIFを見つけました。
> http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/9/9f/Rise_and_Fall_of_the_Ottoman_Empire_1300-1923.gif

最大領域で、このぐらいになります。
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/e/ec/Japanese-Ottoman1683.PNG

ブダペストがオスマン領域なばかりか、国境はウィーンのすぐ鼻先です。で、ギリシアはこの当時もほぼずっとトルコ文化圏です。オスマン帝国の領土内には、他に東北アフリカやアラビアの要所が多く入っているのにも気づかれるでしょう。古代ローマ時代からそうなのですが、領土の広さだけでなく地中海の制海権が非常に重要で、海上交通のイニシアティブを取った側が富み栄えるという前提があったようです。
それよりずっと以前、ローマ帝国も5世紀ぐらいから東西分裂しましたが、やはりギリシアは「東側」です。その後オスマン帝国の領土拡大により、中欧・東欧の南部も東洋圏に含められましたから、「西欧」というのは、つい最近まで相当狭かったようです。ラテン神学の支配地域をさすと言ってもいいんではないでしょうか。
かたや東方正教会は、北上してロシアに大きな勢力を持つようになりますが、かつてモンゴルに支配されたため、貴族階級にも中央アジアやモンゴル系の血が入っていて、文化的にもかなり東洋的なところがあります。たとえば、カンダタと同型の説話をロシア正教的にした民話が長く残されていたりして、これまた純粋なヨーロッパとは言い難いようです。まあ、現在では純粋なヨーロッパなどという概念はありえないのですが、ラテン神学の縛りは、かつてはキョーレツでしたから。逆に我々からすれば、ロシア人や東欧人をアジア人とする感覚はあまりなく、トルコにも白人と区別のつかない外見の人は少なくありませんが、これはこれでモンゴロイド側の感覚にすぎないのでしょう。

>19世紀になって、ようやくオスマントルコの脅威から解放されていますね。

そしてオスマン帝国が弱体化すると、今度は西欧側からの猛烈な植民地拡大が始まります。つまりあのあたりは、古代からずっと領土の取り合いしてるわけです。笑い事じゃないのは、いまだにそういうことを繰り返して戦争が絶えないあたりですね。
話題の流れ上たまたまカトリックを批判する形になりましたが、植民地政策ではカトリック教国のほうがゆるやかで、プロテスタント教国のほうが苛酷という傾向があるようです。攻防と交易を繰り返してきた経験の差なのでしょうかね。

>私が調べていたのは、同じく世界遺産に登録されているオーストリアのSemmering Railway(センメリング鉄道=山岳鉄道)の方なんですけどね。

あははは、西洋人はとにかく鉄道を敷きたがりますので。
エジプトやエチオピア、インドやアフガニスタン(これは戦乱で廃止された)にも、近代化の時代、イギリスやフランスが敷いた鉄道がありますよね。山岳鉄道で私がいいなあと思ったのは、偶然テレビで見たのですが、ダージリンの小さな汽車です。ダージリン・ヒマラヤ鉄道というんですか?もともとは西洋人の避暑地として栄えた紅茶の街ですが、今も100年以上前のアンティークでかわいらしい汽車が現役で走っていて、びっくりしました。あれはちょっと乗ってみたい。

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Re: ひさびさにタダで講義
Ruby-J. 2009/04/13 00:38:57 Windows; U; Windows NT 5.1; ja; rv:1.9.0.8
>メルクリン一族
> 創業者の苦労も忘れて遺産相続で何年も争う。

ああ、もともと職人だったブランド企業にありがちですね。職人芸から始まった分、同族会社のまま大きくなって、デキの悪い子孫や保守的でプライドばかり高い幹部がごたごたを起こすという。
グッチも以前お家騒動(息子らを中心とした後継者争い)で分裂したところを、アラブマネーに買われて存続しています。ただ分裂時代の製品のメンテナンスをしてくれない(やりようがない)ようで、こういうのは困るでしょう。私自身はグッチが好きじゃないので他人事なのですが、人気のあるブランドです。

>ゴールドマンサックス(元)投資銀行

メルクリンを買収したキングズブリッジの背後に、ゴールドマンサックスがいたわけですね。ゴールドマンサックスとリーマンブラザーズの破綻で、このところヨーロッパの伝統ある会社がバタバタ潰れているようです。以前ここでご住職がご存じないと聞いて、「いくら何でもそれはものを知らなさすぎ!」と騒いだ陶器メーカーのウェッジウッドも逝っちゃったようです。

>嗚呼、我が汽車ぽっぽの未来や如何。

こういう伝統があって固定ファンのついているブランドの場合、企業価値は残っていますので、再生される可能性はありますよ。ただ心配なのはアフターケアで、新生されたときに旧版のメンテをやってくれない場合があり、逆に旧版ラインを残して再生する場合もありで、再生されたときの企業ポリシーに大きく左右されるようです。そのあたりはユーザー側で決めることができないので、困りものですね。
ヨーロッパがバブルだったとき、ウィリアム・モリスの販売権(カーテンや壁紙、シーツなど、19世紀から続くインテリア用のオリジナルデザイン)を持っていたサンダーソン社(英)がいきなり会社更生法申請をして、本気でのけぞりましたが、モリスそのものはまた無事輸入販売されるようになったようです。サンダーソン社の場合、日本のバブル期にもよくあったような事業拡張のしすぎが原因だったとか。

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Re: 無職が理想?
釋名無 2009/04/12 20:10:52 compatible; MSIE 7.0; Windows NT 5.1; .NET CLR 1.1.4322; .NET CLR 2.0.50727; .NET CLR 3.0.04506.30; .NET CLR 3.0.4506.2152; .NET CLR 3.5.30729
当地でも桜が満開しましてコノ土日に花見イヤ花見にカコつけた呑みなんぞしてますと、だいぶ当掲示板のレスポンスが早く進みましたナァ。


 ばしばし殿

> それでは赤ん坊をあやして笑ったらうれしいのは「 リターンをお求め 」なのでしょうか?

全く何の反応も示さないのにあやしたりしません。


> 収容所に入れられ

自分の頭の中だけでキャラクターやストーリーを組み立てて、コトがその通りに運ぶように自分の頭の中でトレースするのですね。
お示しの件は、愛する人とあるように自分の願望を主題にした空想にふけることが多いですね。白昼夢とも申します。

現実の世界は違います。
家族や関わり合いのある人たちと笑ったり泣いたり喧嘩したり。
そんなつもりで云うたんと違うのに変なふうに誤解しよった。ちょっと云い方変えたら、今度は何か喜んどる。
あやしたら笑った、逆にぎゃあぎゃあ泣いた、シカトされた。コォしたら意に沿った、逆に意に反した。。。自分が欲しい結末を期待する白昼夢にふけるしか出来ない状態とは世界が違うのです。

しかしながら、お示しの件は勉強にさせていただきました。
極限の状態におかれた人間はそうなるのですね。


> 理想が無いのが理想ですか?

引っくるめて「 理想 」と云ってしまえば聞こえが良いです。何だか崇高な感じがします。
しかし、到底届かんもんは「 無理 」と申します。

もう発車してしもた新幹線を走って追いかけても仕方無いでしょう。足が痛くなるだけですわ。追いつけるほど速く走れんと云う事実を素直に受入れることが先決ですよね。
開き直るのとは違います。私は一生新幹線に乗れないんだなんて考えたら、いつまで経っても新幹線に乗れません。
自分がどんな存在かと素直に受け入れたら、例えば次回からは少しでも早く起きるように変わるんじゃありませんか?

哲学や仏教の理想、結構なもんです。
他人が考えたもん、ソレ全部出来たら結構ですけど出来ます?
自分=私メと一応しときます
自分という存在は、甚だ残念ながら能力不足、時間不足、資金不足、体力不足、理解不足、その他にいろんなシガラミがあってマァ出来んでしょう。壁にブチ当たって血を吹くだけですわ。
まずは、自分がそんな存在だと素直に受け入れること。
受け入れてみれば、何だか心持ちが違ってくる。緊張がとける。ブチ当たってしもた壁から後退して全体が見渡せば、別のアプローチが思い浮かぶこともある。

いつもより少し起きてみようか。新幹線に乗るために。
それで良いんじゃないですか。
逆にそれしか出来んのじゃないですか。

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Re: ひさびさにタダで講義その2
珍宝院釈法伝 2009/04/12 18:36:33 Windows; U; Windows NT 5.1; ja; rv:1.9.0.8
>オーストリア・ハンガリー帝国時代、ウィーンというのは「キリスト教的ヨーロッパ」の最前線的な
都市だったそうです。

↓オスマントルコの消長を視覚的に理解できるアニメーションGIFを見つけました。

 http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/9/9f/Rise_and_Fall_of_the_Ottoman_Empire_1300-1923.gif

 これを観ると、オーストリア・ハンガリーは、
15世紀にはオスマントルコと対峙するようになり、
16世紀から17世紀にかけて領土の一部をオスマントルコに奪われ、
18世紀になってからも、オスマントルコの支配地と国境を接して、
19世紀になって、ようやくオスマントルコの脅威から解放
されていますね。

 以前、オーストリアの世界遺産を調べていたときに、オーストリアのグラーツという都市が、中央
ヨーロッパをオスマン帝国の脅威から守る拠点として紹介されていたのを思い出しました。
 私が調べていたのは、同じく世界遺産に登録されているオーストリアのSemmering Railway
(センメリング鉄道=山岳鉄道)の方なんですけどね。

http://world-heritage.e-lesson1.com/082semmering.htm

 


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Re: ひさびさにタダで講義
珍宝院釈法伝 2009/04/12 09:38:49 Windows; U; Windows NT 5.1; ja; rv:1.9.0.8
>ドイツ語頭なんでしょう。法学系はこれだから。

それほどもの持ちの良い人間ではありません。大学で習ったことは、大学に置いてきました。
実は、鉄道模型のメルクリン社が破綻してから、事情を知りたくて、久しぶりにドイツ語サイトを徘徊していたので、少し、ドイツ語に引っ張られていただけです。単純。
拙いドイツ語で知ったメルクリン社の破綻劇は、登場人物だけでも凄いものでした。

メルクリン一族
 創業者の苦労も忘れて遺産相続で何年も争う。
Mathias Hinks
 メルクリン社を買収したイギリスの投資会社Kingsbridgeの創設者。
Robert Calhoun
 Hinksのコネで、メルクリン社の飾りもの社長におさまったアメリカ人。秘書が愛人?
Alexander Schweickhardt男爵
 Kingsbridgeとつるむオーストリアのハゲタカファンドの主催者。
 女房がアメリカ人だった関係で、ニューヨークのハゲタカともお友達。
Michael Pulta
 破綻申請したメルクリン社の暫定管財人。

これに加えて、

ゴールドマンサックス(元)投資銀行
 Kingsbridge、ハゲタカファンド、メルクリン社に金を貸していた黒幕。
ドイツ地方銀行二行
 金融不安に乗じて、メルクリン社の負債清算とハゲタカ追い出しを狙ってメルクリン社を破綻に追い込む。

 そして、物語に花を添えるのは、餌に釣られてハゲタカどもに魂を売ったメルクリン社の中間管理職とマイスターのプライドばかりで先の読めないまま経営に口出しをしてきたメルクリン社の工員達。

嗚呼、我が汽車ぽっぽの未来や如何。


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これから昼寝
ばしばし 2009/04/11 14:00:23 compatible; MSIE 7.0; Windows NT 5.1
Ruby-Jさま

>心身の状態がよくないなら、全部レスしなくていいですから、お大事になさってくださいね。

ありがとうございます
慢性的に寝不足状態でハイになったりウツになったりしているので見苦しいことがあるかもしれませんがご勘弁を。

>どっちにしろ論理的なら、現象学やってるから別にいいかなと。

私も勧め方がしつこかったかなと反省しております。
特に禅を勉強しなくても自分の世界観をお持ちならすばらしいことだと思います。

頭がボンヤリしているので、これから少し昼寝をします

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Re: おおっ女神降臨か
Ruby-J. 2009/04/10 21:14:34 Windows; U; Windows NT 5.1; ja; rv:1.9.0.8
>ご住職
>いや、紅玉女史の書き込み以前に、既に4レス、書き込み後に更に3レスだったので、「飛ばし過ぎではないか」と書きました。

ああ、ホントですね。内容が普通なので、とくに気にしてませんでした。

>私には、紅玉女史宛のカキコに横レスするする度胸はありませんよ。

それはどういう意味ですか、たっぷり聞かせていただきましょうか。

>すみませんねえ。実は、遅筆の私もよく引っかかるので、最近では、エディタで書いて流し込むようにしています。

私もエディタで書いてますが、ちゃんと書こうとするとすぐ長くなってしまうので、「長いぞゴルァ!」「長文uzeeeeee」という表示が出て、ばんばん引っかかるんですよ。で、迷惑かけて悪いなーと思いつつ、ついつい連投するハメに。

>オネー様、それ、あんまりだわ。アタシ、泣いちゃうから。

鬼瓦が泣いたって、恐すぎてみんなドン引きするだけなのよッ!何年この稼業やってんのッ。あなただいたいお客さんに愛想が悪すぎるのよ。土台が悪いんだから、もっとばんばんサービスしなきゃ、いつまで経ってもお店持てないわよ。(自分で言ってて吐きそう)

>ばしばし様
>すいません。一休さんについて知識をお持ちのようでしたので、本を読んだときに気が付いたものを温めておりました。

いえ、ギャグですから別に謝らなくてもいいですよ。こちらこそ、また書いてくださいと言ってくださってうれしかったです。でも心身の状態がよくないなら、全部レスしなくていいですから、お大事になさってくださいね。

>Ruby-Jさまのように論理的なかたは「禅」のほうが理解しやすいのではないかと思いまして。

たしかに、禅の話は断片的に聞いて何となく納得できるのですが、どっちにしろ論理的なら、現象学やってるから別にいいかなと。厳密に言うとロジックが違うところもあるので、頭ごちゃごちゃになりそうで、それを整理するほど賢くありませんから(苦笑)。

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Re: ひさびさにタダで講義その2
Ruby-J. 2009/04/10 20:58:08 Windows; U; Windows NT 5.1; ja; rv:1.9.0.8
あのあたりはかなり複雑な歴史がありまして、攻防もあれば交易・交流もある、14世紀ごろまでスペインにもイスラム教国がありましたから(グラナダを首都とするナスル朝)、地中海沿岸や中欧にかんしては、それほど思想・文化的にぱっきり分かれるわけではないようです。オスマントルコもえらく長生きで、20世紀になっても東アフリカにスルタンを置いていましたからねえ。
また第一次大戦まで生き残っていたオーストリア・ハンガリー帝国時代、ウィーンというのは「キリスト教的ヨーロッパ」の最前線的な都市だったそうです。なぜかというに、オスマン帝国の撤退後も、ウィーンからインタンブルまでの街道が直通(といってはおかしいですが、ちゃんとした道路がある)で通っていたからだそうで。我々からすればこういう感覚がずっと生き残っていたのはびっくりですが、あちらは陸続きなのでいろいろ難しいのでしょう。

>うーん、私個人は無知ではあっても、からかっているつもりはありません。念のため。

ご心配なく。ご住職のことを言ってるわけじゃありませんから(苦笑)。

>この人の名前は初耳でした。書いたものがほとんど残っていないせいでしょうか。

そうなのです。著作がなくて、おそらく虐殺時に抹殺されたか散逸したものと思われます。ただ長い年月が経っていますから、古代哲学者は著作の残っていない人が多くて、残っている断片的な言葉や言動から伝承されたものが多いですね。
残されている言葉では、うろ覚えですが、「思考する権利を常に確保しておきなさい。熟考しても正しいことがなせるとは限りませんが、考えて悪をなしたほうが、考えずに悪をなすよりはまだましです」といったようなものが残っています。驚くほどモダンな考え方で、それゆえに抹殺された悲劇の哲学者でしょう。

思い出したので補足しておくと、ラテン語系(西方神学)の側からギリシア哲学を研究した古代の神学者・哲学者として、アウグスティヌスという人がいます(4〜5世紀ごろ)。新プラトン主義やキケロを専攻し、教義体系や修道法に多大な貢献をしたそうで。ただこの人も西欧人ではなく、北アフリカ人(現在のアルジェリア出身)です。
ローマに渡って洗礼を受けているので、カトリックの範疇ではありますが、これは当時のアルジェリアがローマ帝国の属国だったという事情もあり(アウグスティヌスはギリシア語ができなかったらしい)、キリスト教各宗で聖人認定されているようです。
アウグスティヌスがローマにいたのは五年ほどで、その後はアフリカに戻っています。一信仰者・研究者としてキリスト教共同体を作りたかっただけなのが、教団側から祭りあげられて司祭にされちゃったそうで、思えば気の毒な人なのかも。
そもそもキリストからしてパレスティナ人なので、ヨーロッパが本場みたいになっているのが本来おかしいような気もしますが、まあ二千年も経っているのでしょうがないのでしょうか。


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Re: ひさびさにタダで講義
Ruby-J. 2009/04/10 20:57:04 Windows; U; Windows NT 5.1; ja; rv:1.9.0.8
>お久しぶりです。お元気そうで何よりです。存分にどうぞ。

ありがとうございます。というか、やっとちょっと元気になって仕事もできるようになりました。

>指摘されると思い出すのですが、書いている最中は何の疑問も持たないことが多くなりました。

ドイツ語頭なんでしょう。法学系はこれだから。私らは、むしろ「イデー」と言われると哲学頭になってしまうので、これはこれで困ったものですが。

>ローマ帝国はギリシャ哲学の影響を受けていたと聞きますし、現在でも、ギリシャ(ギリシャ正教)とトルコ(イスラム教)が、キプロスを分断しているので、何となくギリシャとトルコの間に、思想的に大きな境目があるのだと思っていました。

そもそもローマ帝国とオスマン帝国がイスタンブル(コンスタンティノーブル)の取り合いをして、その後オスマントルコがウィーンのすぐそばまで迫った歴史がありますから、話はそう単純ではないようです。
古代からギリシアの影響が強いのは、ギリシア正教の神学の基礎となった「東方神学」です。東方教会の本拠地がコンスタンティノーブルですから、場所は今でいうトルコですね。正教も正式には東方正教会で、その東方正教会も、ローマ・カトリックには弾圧され、異教徒であるはずのオスマン帝国では自治権を認められたという歴史がありますから、心情的にはむしろ親イスラムな部分もあるようです。
たしかにローマ・カトリックの教義体系もプラトン哲学(というか、新プラトン主義)を下敷きにしていますが、何せプラトンが死んでから長い年月が経っていたので、ギリシア哲学というよりキリスト教の側から解釈されたプラトニズムになっています。とくに教団側はものすごい得手勝手で、自分らに都合の悪い部分は弾圧しまくりました。げんに先に書いたヒュパティアは、新プラトン主義の学者ですから。彼女だけでなく、アカデメイアを閉鎖しやがったのもローマ帝国です。他に「ギリシア思想」という風にひとくくりならば、カトリック支配地域でも紀元後数世紀からグノーシス主義なんかが起こりましたが、これは独立派です。今回話題に出されたイデア(エイドス)を重視したプラトンやアリストテレスの二大巨頭が、両者ともにカトリックの神学(スコラ神学)で詳細に研究され、少なくとも一般に知られているような近世哲学的影響を及ぼしはじめたのは、おもに中世の11〜12世紀ごろからルネサンス期にかけてでしょう。それまでは明示的にされていなかったようです。とくにアリストテレスなんかほとんど忘れ去られてました。中世カトリックの神学者・倫理学者でアリストテレスから強い影響を受けたのは、トマス・アクィナスが有名ですね。

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Re: おおっ女神降臨か
珍宝院釈法伝 2009/04/10 20:46:46 Windows; U; Windows NT 5.1; ja; rv:1.9.0.8
>何かカンチガイなさってるのかもしれませんが(それとも老眼?)、ばしばしさんの3連続は、私へのレスでしょう。

 いや、紅玉女史の書き込み以前に、既に4レス、書き込み後に更に3レスだったので、「飛ばし過ぎではないか」と書きました。

>そりゃひさかたぶりの女帝降臨とあれば、喜びのあまり理性をなくす方もいらっしゃろうというもの(何このゴーマンさ)

 ですから、紅玉女史以前の4カキコにはレスしないというつもりだったのです。私には、紅玉女史宛のカキコに横レスするする度胸はありませんよ。

>ちなみに最初私が2連投したのは、飛ばしでも何でもなく、書いたものが長文制限にひっかかって分けただけです。

 すみませんねえ。実は、遅筆の私もよく引っかかるので、最近では、エディタで書いて流し込むようにしています。

>アタシがご指名多いからって、妬んじゃって。これだから、顔のきたないオカマってイヤよねえ。

 オネー様、それ、あんまりだわ。アタシ、泣いちゃうから。

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とばしすぎ
ばしばし 2009/04/10 20:18:31 compatible; MSIE 7.0; Windows NT 5.1
ご住職さま

>過疎掲示板ですから、書き込みは構いませんが。飛ばし過ぎじゃないですか。
>少し落ち着いた方が良いですよ。

すみませんでした。まだ精神的に不安定なのかもしれません。
注意するようにいたします。

>Ruby-Jさま

>何で一休だと私に振るんですか私にっ!別にファンじゃありませんよ。禅については、実は何も知りません。

すいません。一休さんについて知識をお持ちのようでしたので、本を読んだときに気が付いたものを温めておりました。
釈迦を否定する仏教なんて「禅」くらいなものだろうと思い。
Ruby-Jさまのように論理的なかたは「禅」のほうが理解しやすいのではないかと思いまして。
よけいなことでしたね。
申し訳ございません。

>私の考えでいえば、人間は一人ずつ生まれてきて、生きてる間はいろんな人や動植物や自然もろもろにお世話になって、死ぬときはまた一人ずつで死ぬのですから、できればそのときに「幸せな人生だった」と思えれば、後生のことなんかどうでもいいです。

禅では後生のことよりも今、現在をどう生きるかが問題になっています。
ひろさちや氏によると

禅とは
いま、ここで、私がなすべきことをなすこと

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Re: ひさびさにタダで講義
珍宝院釈法伝 2009/04/10 18:02:25 Windows; U; Windows NT 5.1; ja; rv:1.9.0.8
>ご無沙汰しております。あまりのアホらしさに長らく書き込む気も起こりませんでしたが、今日は気分がよいのでちょっと暴れて行きます。

 お久しぶりです。お元気そうで何よりです。存分にどうぞ。

>だいぶ前にもこういう話をしたと思いますが、ちょっと補足しとくと、ギリシア哲学ではイデアで、このほうが通りがよいでしょう。高校で習いますので。そのドイツ語訳がイデー。英語訳がアイディア。語源は同じです。

 ギリシャ哲学ではイデアでしたね。スミマセン。指摘されると思い出すのですが、書いている最中は何の疑問も持たないことが多くなりました。また、天然でボケていたら教えてください。

>便宜上「西洋」哲学とは呼ぶものの、近代に入るまで西欧から見てギリシアやアレキサンドリアは「東方」「東洋」でしたから、西欧人にとってはむしろオリエント起源の学問なのです。

 なるほど。
 ローマ帝国はギリシャ哲学の影響を受けていたと聞きますし、現在でも、ギリシャ(ギリシャ正教)とトルコ(イスラム教)が、キプロスを分断しているので、何となくギリシャとトルコの間に、思想的に大きな境目があるのだと思っていました。

>気持ちの悪い人に皮相的にからかわれるような「理想論」ではありません。

 うーん、私個人は無知ではあっても、からかっているつもりはありません。念のため。

>古代の女性哲学者・数学者のヒュパティア

 この人の名前は初耳でした。書いたものがほとんど残っていないせいでしょうか。平凡社の百科事典には、「キリスト教の狂信的な一団により虐殺された」とあるだけでした。

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Re: おおっ女神降臨か
Ruby-J. 2009/04/10 08:43:06 Windows; U; Windows NT 5.1; ja; rv:1.9.0.8
>おおっ女神降臨か

私は女神より今ブームの阿修羅似です。子供のときマジで似てたんですよ。「飛鳥路の美少年」ならぬ、「元・都大路の美少女」とお呼びください、おほほほほ。

>しばらく書き込みが無かったので、どうしたのか心配しておりました。

めんどくさかったのと忙しかったのもありますが、昔なじみの板といっても、安酒と抹香の臭いがたちこめてエロオヤジのゲロが飛びまくっていれば、淑女はそうそう足を踏み入れられないものですよ。

>丹羽文雄の「蓮如」に書かれていた文章なのですが、一休さんに関することなので引用いたします。

何で一休だと私に振るんですか私にっ!別にファンじゃありませんよ。禅については、実は何も知りません。

>物語なので当然、資料に対する考察も作者の主観が入っているものと思いますが、この一休さんについての文章はショックでした。

史実かどうかは怪しいですが、蓮如と仲がよかったそうなので、真宗をそれなりに評価していたのか、それぐらいの社交辞令は言ったのかしら。作者の主観が大きく入るので、このあたりは私にはわかりませんね。一方、一休が後小松帝の皇子という説のほうは、現在は史学界でも定説化しているようなので、決定的に覆す史料がないかぎり、妥当としてよいのではないでしょうか。思うに、母方の身分が低かったのではないかしら。そういう場合、後ろ盾がないので臣下に降ろしたり僧籍に入れるというのは、よくあることです。
一休の逸話では、若いころにさんざん修行して、どうしても悟れないので絶望して自殺しようとしたけど、その死線を乗り越えてから、「悟りに執着するのもまた煩悩だ」と気づいたことが気に入っています。
私の考えでいえば、人間は一人ずつ生まれてきて、生きてる間はいろんな人や動植物や自然もろもろにお世話になって、死ぬときはまた一人ずつで死ぬのですから、できればそのときに「幸せな人生だった」と思えれば、後生のことなんかどうでもいいです。

>ご住職に
>過疎掲示板ですから、書き込みは構いませんが。飛ばし過ぎじゃないですか。少し落ち着いた方が良いですよ。
>ということで、少しレスを控えます。

何かカンチガイなさってるのかもしれませんが(それとも老眼?)、ばしばしさんの3連続は、私へのレスでしょう。そりゃひさかたぶりの女帝降臨とあれば、喜びのあまり理性をなくす方もいらっしゃろうというもの(何このゴーマンさ)、何もご住職が自意識過剰に、以降ご自分がレスするしないと宣言する必要もないのでは?
ちなみに最初私が2連投したのは、飛ばしでも何でもなく、書いたものが長文制限にひっかかって分けただけです。
アタシがご指名多いからって、妬んじゃって。これだから、顔のきたないオカマってイヤよねえ。

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Re: 自力
釋名無 2009/04/10 05:36:55 compatible; MSIE 7.0; Windows NT 5.1; .NET CLR 1.1.4322; .NET CLR 2.0.50727; .NET CLR 3.0.04506.30; .NET CLR 3.0.4506.2152; .NET CLR 3.5.30729
 ご住職

虔十の公園林の話は、チョイ聴きすると耳触りが良い心の温まるエピソードですけどね。文字になってるもんを読んでみると、何かちょっと触るもんを感じてます。

アメリカ帰りの若くして博士。。。そんな人じゃないといけないんです。
スナックから代行運転帰りの、こんな年で大した役職でないオッサンである私メごときがココ公園林にしよや云うたところで、永久的に誰も取り合わんでしょう。(笑
エラい人がポツッと独り言でも云うた途端にパァッと公園林が出来て、続編!?の中でこれまたエラい人が悪いと云うたらブルドーザーなんかで潰される。
人間ってもんは肩書きに弱いし、思いなんてもんは移ろい易いなと思います。


> 私なら、この話の続編として、

杉だけにそんな続編は凄惨杉。(寒ッ
架空でも子供は止めときましょうや。子供は。ソレ可哀想過ぎてサブイボ出ますわ。

〜若い博士は、何べんも眼鏡をとっては真っ赤に充血した眼からあふれ出る涙を拭い、公園林のスギ花粉がアレルゲンやさかい杉全部抜いてまえと云いました。めでたしめでたし。。。とォーーーゥ(一息置く)、このように代案具申しておきましょう。
# 当地田舎でも花粉症に苦しむ人が結構いてます。


> バカ親

またバカ親と散見されるので、今年もモンスターペアレントと対峙されているとお見受けしました。
不当要求ならまだ可愛いものですね。
ピーチクパーチクと余計な口コミを広げてくれた後をアフターフォローして有らぬ被害が出るのを防がないといけないでしょう。
七転八倒、堅忍不抜、内憂外患もちろん念仏護持なるお姿とお察し申し上げます。
そこは粛々と、先手必勝、馬耳東風、模型上手、雲古珍珍とあたられまして、疲労困憊なさったら焼肉定食で元気をつけて下さい。(笑

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Re: 丹羽文雄の信憑性
珍宝院釈法伝 2009/04/09 20:41:19 Windows; U; Windows NT 5.1; ja; rv:1.9.0.8
>たびたびすいません

過疎掲示板ですから、書き込みは構いませんが。飛ばし過ぎじゃないですか。少し落ち着いた方が良いですよ。
ということで、少しレスを控えます。

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丹羽文雄の信憑性
ばしばし 2009/04/09 18:55:46 compatible; MSIE 7.0; Windows NT 5.1
たびたびすいません

丹羽文雄の「蓮如」なのですが、一休さんの出生については天皇の子供という説を無批判に取り入れています。
これからして史実とは・・・・・と思います。

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丹羽文雄の一休
ばしばし 2009/04/09 16:53:50 compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1
そうそう忘れていました

>Ruby-Jさま

丹羽文雄の「蓮如」に書かれていた文章なのですが、一休さんに関することなので引用いたします。

一休が親鸞の二百年忌に顔をみせたにしても、不思議はなかった。一休は浄土宗に関心をもっていた。
「法然伝へ聞く活如来
 安坐す蓮華上品の台
 智者をして尼入道の如くならしむ
 一枚起請最も奇なる哉」
「末法に出現して善導と名づく
 則ち是れ弥陀の化身也
 濁世末代悪人を導き
 一切衆生往生し易し」
と賛をしているくらいである。一時は浄土宗に、また日蓮宗に入ろうとしたこともあった。一休は親鸞の画像の賛を求められて、
「襟巻の あつたかさうな 黒坊主
 こいつが法は天下一なり」
と、書いた。一休は坊主の法衣は黒だときめていた。襟巻をまきつけた親鸞の肖像画を、一休はどこかで見ていたのであろう。

物語なので当然、資料に対する考察も作者の主観が入っているものと思いますが、この一休さんについての文章はショックでした。
鈴木大拙という禅のひとが親鸞の「教行信証」を英訳してたりして、「禅」はフトコロが広いと感じました。
もっと「禅」を勉強してみようかと思います。

 引用しない
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