なんだか嬉しくて楽しい日でございました。
今回の原画展は元々は御歳80になられる植木金矢先生の展示会で
そこに賛助出品という形で他の作家に声がかかり
人を介して介して自分などにも声がかかり
気がつけば出品者は20人以上。
系統も年齢も発表場所も全くゴチャゴチャなメンバーの
賑やかな展示になりました。
植木先生の絵はサスガに圧巻で、もう劇画の歴史そのもの。
内容的にも量的にも一度には見切れず
また明日が楽しみです。
一峰大二先生の直筆ライオン丸も感激もの、
個人的に07年にお亡くなりになられた三山のぼる先生の原稿が………
うおおおおお、…『ブリキ細工のトタン屋根』!!!!!
自分の展示は、目立たなくてよかろうと用意した虫ピンが細すぎて
壁に刺さらずクニャクニャ曲がり、作業にえらい時間がかかってどうにか
開場に間に合うといった具合。
森本サンゴさんと昌原光一さんと会場近くの居酒屋で昼飯…もとい昼呑み。
いい気分で会場に戻ると、
なんだか色んな人に絵を褒めていただく。
一本木蛮先生も褒めてくださったので
『スパガ』の単行本差し上げたら、サインを書けと言ってくださったので
サインに似顔絵を添えて描く。
「うま〜い」「はや〜い」「似てる〜」と褒められる。
高校生の頃に自分はこの人のマンガを読む側だったのだ…と考えると
なんかふわふわして意識とびそうにw
「なんか好きな言葉も」と言われて咄嗟に気の利いたことも浮かばず
うろたえて「マンガは誠意のある大嘘」などとしたためる。なにそれダサ。
「なにが悲しゅーて、稲を見ている」
一本気先生とお友達らしき「コミックフラッパー」で連載中の環望先生、
オレのことなんかご存知なかろーと思いきや
「単行本持ってる」「今のトコ『スパイシー・カフェガール』が一番好き」とおっしゃる(!
でも『艶』はお持ちじゃないとのことなので
どうぞどうぞと押し付ける。
で、帰り際
吾妻ひでお先生がいらっしゃった!と会場がざわざわ。
わーすごーい、と思いつつも
ビビりなのでそのままスルーして帰ろうとしたら
「吾妻先生に挨拶してったら?今、丁度深谷さんの絵見てるし」
と言っていただき、おそるおそる声かけると
「うまいね〜」「色…キレイだね〜」と褒められる。
嬉しくなってもう一冊持ってた『スパガ』を「名刺代わりに」とおしつける。
なんてことを!
『二人と五人』を『オリンポスのポロン』を『ななこSOS』を『失踪日記』を描いたその手に今『スパガ』が。
読んでいただけるだろうか…ドキドキ。
んで、とある会議に出てまた軽くひっかけ、
ふわふわしたまま帰りました。
なんかよかったなー。マンガ描いてて。
すいません、なんか乱文の自慢たらしい日記で。
でも酔ってるし、たまになんで許してください。
褒められ慣れてないんです。
さ、この週末、浅草公会堂でボクと握手!
………………調子にのってると何か起きるな。カウンターでヤなこと。
サトーさん
あれ?でも『スパイシー・カフェガール』買ってくださったのですよね?
だったらちょっと高いけどコンビニ本より
『スパイスビーム』の単行本買った方がいいのでは。
装丁もいいし。
描きおろしも載ってるし。