Dagon,returns.
決死の覚悟で『暗黒神ダゴン』の再読を敢行。
誰が言ったか「ダメ男の話」。納得。
初読の時の「まだだ! これからだ! きっと今に!!」という無駄な期待をしない分、サラッと読めました。
前回読み終わった際のショックでラストを忘れていたことを再確認。イーニッドとかベラの存在はサッパリと記憶から抜け落ちていました。
これは主人公に感情移入して読むタイプの読者をシャットアウトする作品なんだろうなぁ。『覚醒者』と似ていたという印象は、ただ飲んだくれが登場するという事実による勘違いだろうか?
不味いオードブルは何とか平らげた。明日発売のメインディッシュ=『地を穿つ魔』へ満を持して特攻の体勢。