>森瀬繚さま
初めまして。作品やブログを度々楽しませていただいております。
原作にさえ様々な矛盾があるクトゥルフ神話を解説書で分かりやすく解説するというのは、きっとかなり難しいことなのだと思います。ラヴクラフト自身も自分が創作した怪奇神話に「解説書」が出るだろうとは思っていなかったでしょうから。それを考えると誤りなどというものはなく、すべてが新解釈であると割り切って考えてしまうのが楽なのかもしれません。
私は気楽な一消費者で、研究家ではなくゲーマーなので、言いたい放題言わせていただいております。「今年は関連書籍は例年にないほど数が出たにも関わらず、本当にほしかった資料は数えるほどしか出ていない」とか。
コミック『クトゥルフの呼び声』中の解説は、私が読んだ中で最も中立性を保った見事な解説だったと思います。