何度も手にとった事がありながらも、この雑誌を買うのははじめてです。
特集は「クトゥルー新世紀」。以下ネタバレ気味の感想。
「細部に宿るもの」:あの厄介なヤツの話であることがひしひし伝わってくる。
「リッキー・ペレスの最後の誘惑」:個人的には父親がアイツだというのはひねりがなさすぎだと思う。
特集解説:「クトゥルフの呼び声(TRPG)」が善悪二元論を採用しているという説は初めて聞いた。
「イグザム修道院の冒険」:深きものというのは安直すぎやしないだろうか? シャーロッキアンはこれで喜ぶものなの?
「ショゴス開花」:一番面白かった。
クトゥルー新世紀概説:海外の現状はやはりちゃんとした識者が書くと興味深い。「クトゥルー神話の本」はこれを見習うか、すぐに首を吊れ。