会社の駐車場が会社から１ＫＭぐらいあるため、自転車で行き来してま
す。
１２インチの折りたたみ自転車なんですが、前々から前輪のスポークが
無理な角度で組まれてるなーと思っていました。
ハブからリムまでまっすぐ組む、いわゆるラジアル組みです。
（通常は２本のスポークが交差する○本組みという組みかた。２６イン
チだと８本組み・・１本目が８本目のスポークと交差する・・だったかなあ。）
直径３０センチぐらいの１２インチだとハブとリムとの間に相当な角度
がつくため、衝撃に弱そうと思っていましたが、先日、とうとう１本折
れてしまいました。
ところが、最近の自転車は中国あたりで生産しているため、１２インチ
のスポークだけというのがなかなか手に入りません。
そこで折れたスポークを取り除き、まわりのスポークを調整してなんと
か走れるようにして、できるだけ静かに走らせることにしました。
しかし。
昨日。
いつものように駐車場に向かってゆっくり走っていたら、リムがぶれて
きました。
リムの振れに気を取られていたら、突然の衝撃が。
がああああん！という派手な音とともに目の前に星が飛び散って。
反射的にブレーキ全開！
下を向いていたため、なんと駐車していたダンプの荷台に上半身が激突したのでした。
直接あたったおでこにこぶができ、両手がすりむけ・・・。
こういうときの癖で、まず目撃者がいないのを確認します。
車にも誰も乗っていなかったため、痛む体に鞭打ちさっさと現場を離れ
ました。（当然トラックは無傷だったので・・。乗用車じゃなくてよかったあ。
しかし。
自転車が走りません。
ぶつかったのは上半身だけで、自転車は荷台の下にスルーしたはずなの
に。
ふと下を見ると。
とほほです。
急ブレーキの衝撃で、１本スポークがないせいで強度が落ちてしまった
前輪のスポークが全部はじけてしまって、ハブとリムがずれてしまった
のでした。
こうなるとスポークを全部換えるしかありません。
１２インチの小径ホイールの自転車を購入するときは、プラホイールの
スポークがないやつを買うか、衝撃に強い交差組みで車輪を組んである
やつを買わないとこういう目に合うということで・・・。
その後、２６インチのスポークをちょん切ってねじを切ればいいやと思
い、スポークのねじ切り器を購入。
・・・しようとしたのですが、唯一作っているＨＯＺＡＮという会社の
加工機械が壊れていて、ねじ切り器が市場から消えてしまっているとい
う事実が判明。
加工再開のめどが立っていないそうで、しばらくこの自転車は使えなく
なってしまいました。
このままだと、このことを言い訳にして、新しい自転車を買ってしまい
そうです。