昨日の日曜日。
７５歳の母が突然「冷蔵庫買い換えよう！」といいだした。
「は？」
壊れているわけではない。
ただもっと大きい冷蔵庫が欲しいのだそうだ。
そういえば昨晩冷蔵庫の中身と格闘していたっけ。
というわけで地域で一番の大型店である「エイデン」に向かった。
母の要求はこうだ。
「野菜をラップしなくてもいいこと」
「冷凍室は今の倍くらい欲しい」
「冷蔵室も今のやつより大きいこと」
「予算は１５万円以内」
そう、今回は母が自分で購入するというのである。
店内を見回っていると最高２５万のやつまである。
当然安いやつから見ていくが、並べ方がうまい。
隣のやつは１万円高いが少しだけ大きいのである。
しかもいろいろ機能が増えていく。
私は１４万円のやつを選んだ。
が、母は
「いいやつ見ちゃうとねえ。あれがいいなあ」
指差したやつは定価２４万円を１９万円に値引きしたやつである。
大きさも５０リッターは大きい。
ドアも両開きだ。
うーん。
高い方は１０年保障かあ。
１年にすると１９０００円と１４０００円の差だ。
まあ、こういう計算した時点で負けなわけで、結局さらに1万５千円値
引きするというのでこれを選ばない理由はなくなってしまった。
帰るとき母が言った。
「お金を使うのは気持ちいいねえ。」
はいはい、俺たちに残す必要は無いからね。
生きてるうちに全部使っちゃいな。