通勤でバイクを使う以上、雨は避けられない。
で、合羽を着るのだが、すべて手持ちで済まそうと５年以上前に購入し
た雨具のセットを使った。
いままで使った回数は数回である。どれもほとんど新品同様。
合羽はヤマハの防水透湿素材のやつ。薄いのに完全防水でお気に入り
だ。グローブはラフアンドロードのゴアテックス。ブーツはゴローのゴ
アテックスショートブーツ
。（ブーツだけ２０年ものだがゴアテックスブーティを内蔵していて、
防水に関しては完璧である。）
で、この前土砂降りの中を走った。
おかしい。
パンツまでしみる。
手もしけってきた。
家に帰って点検してびっくり。
合羽のメッシュの内側、縫い目に張ってあるシームテープがすべてはが
れていた。これじゃ縫い目からだだ漏れだ。
いくら本体が完全防水でも接着剤の耐用年数を超えてしまったらしい。
次はグローブ。
これはグローブインサートというビニールの手袋みたいなのが外皮とイ
ンナーの中間にはさんであり、水はこれを超えることができないはずだ
が。
グローブインサートがすだれのように、手のひら側と甲側に分離してい
た。
つまりまったく防水してなかったのである。
ブーツはさすがにゴロー(登山靴の専門店）製。
２０年経っても防水性に変化無し。
不思議なもので、防水は完璧だと思い込むことで、結構な距離を濡れず
に走ることが出来た。（カウリングなんかが結構効いてるのもあるが）
病は気から。いや違う。
信ずる者は救われる?これも違うか。
そうそう、「いわしの頭も信心から」である。
しかし気づいてしまったのでもう遅い。
もうぬれずに走ることは出来まい。
早速最新の合羽を買ってきた。
ＲＳタイチの９８００円の合羽とラフアンドロードの４７００円のオー
バーグローブ、同じくブーツカバー３９００円。
このお値段ですべて防水透湿素材である。
文明の進歩は素晴らしい。