本日の出来事
管理人の日記です。落書きが増えて困ってます。どうしましょう。
ぶらり佐賀・・ふるさと探訪記 その5
管理人 2006/09/01 09:45:45 compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.0; .NET CLR 2.0.50727 @p1006-ipad31sasajima.aichi.ocn.ne.jp
8月11日昼12時。
予定より半日早く佐賀駅前に着いてしまった。
予定としてはここでおろしてもらい、ホテルのチェックイン時刻まで自転車で佐賀探訪としゃれ込むつもりだったが、・・・気温が38度。
とても外を自転車でぶらぶらできる気温ではない。
歩きなら冷房の効いたバスが使える。(ここ佐賀はバスが縦横無尽に走っていて自動車の要らない町なのだ。)
そこでホテルに頼んで、チェックインの3時まで自転車と荷物を預かってもらうことにした。
ここで、同僚の都合しだいで13日にまた拾ってもらうことにしてお別れをし、ニコンのデジタル一眼レフD70を抱えて、小学校卒業まで12年間育った家を探しに行く。
道路そのものの配置がすっかり変わっているので、子供のときの記憶を頼りに、まず基点となる場所を探す。

記憶その1
そういえばうちの前が大きな紡績工場だった。
記憶その2
うちの前に川が流れていて、斜め前の交差点そのものが大きな橋の上にあった。
記憶その3
3軒となりが醤油工場だった。
記憶その4
近くに江口病院というのがあった。

まず記憶その1とその3とその4はあっけなく見つかった。
地図上では紡績工場はなくなっていて、「どんどんどんの森」という公園になっている。
で、まずは佐賀駅前を出発し、西へ歩いていく。
おおっ、江口医院の看板が電柱に掲げてある。まだつぶれてなかったか。
さらにいくと、むかし紡績通りと呼ばれていた道にぶつかって今度は南に方向転換する。
とすぐに「どんどんどんの森」は見つかった。
さらに行くと。
歩道に、傾きかけた木造の古い建物がはみ出している。
正面に廻ると醤油屋さんだった。
40年のときを経て、子供のとき見たのと同じ建物がまだ建っていたのである。
そういえば一升瓶を抱えて行き、樽から小分けしてもらっていたなあ。
とここで突然の雨。
公園内にある建物に避難する。
す、すずしー。冷房がきいてるう。
結局ここで、冷たいお茶を飲みながら、うだうだとすごしてしまった。

記憶その2の交差点は建物の斜め前にあった。
間に川が流れていて、交差点は橋の上にある。
天神橋交差点。
子供の頃は神野町紡績通りという名前だったよなあ。

この交差点から2軒目が育った家だ。
2階建ての2軒長屋の1階を店に改造して「一茶」というお菓子屋さんを営んでいた。
左隣が魚屋、その隣がラーメン屋、なぜか向かいも魚屋、その隣がかまぼこ屋、その先の同級生の家は「モリナガ」というスーパーマーケットで、右隣が雑貨屋、その隣が醤油屋・・・・。
この一角だけでほとんどすべての商品が手に入ったから冷蔵庫がなくても困らなかった。

家のあったはずの場所。そこは駐車場になっていた。
裏庭だった場所にがガレージが建っている。
向かいにあった商店の数々は撤去されて歩道となっていた。
いずれあの醤油屋さんも建て換わるか移転するだろう。
12年間の思い出だけを残して。

その歩道を、当事通っていた小学校へと歩いてみた。
木造だった小学校は、まっるっきり記憶にないものへと変わっていた。

いろんな思いを胸に、もと来た道を戻る。
3時ちょうどにホテルでチェックインを済ませ、がんがんに冷房を利かせた部屋に自転車とザックを担ぎ込み、、今とってきた写真の整理を始めた。
そう、今回はインターネットができるホテルを選び、そのためにパソコンを担いできたのだ。
続く

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【この記事への返信】
Re: ぶらり佐賀・・ふるさと探訪記 その5二兎を追う男 2006/09/02 02:27:02
Re: ぶらり佐賀・・ふるさと探訪記 その5いわ 2006/09/03 16:43:22
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