本日の出来事
管理人の日記です。落書きが増えて困ってます。どうしましょう。
ぶらり佐賀・・ふるさと探訪記 その3
管理人 2006/08/24 18:14:49 compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.0; .NET CLR 2.0.50727 @p5071-ipad51sasajima.aichi.ocn.ne.jp
ほんとに危うく見落とすとこだった。まさかこれが全国的に有名なラー
メン屋だとは思えないクラシカルな(いや、ぼろ?)外観。
引き戸を開け薄暗い室内に入ると、外気温35度オーバーとは思えな
い、真冬のような涼しさ。これもサービスのうちか。
あまりの寒さに、エアコンの風が及ばない、エアコンの真下に席を取
る。
待つことしばし、懐かしい香りをまといながら出てきました本場のとん
こつラーメン。
口に入れると・・・・。
げーっ。濃すぎるよーこれ。
先祖代々水を継ぎ足しながら煮詰めたというとんこつスープは、薄味の
佐賀のラーメンしか知らない身にとって、異次元の味だった。
久留米ラーメン恐るべし。

さて、佐賀に行くのには、もっと手前の鳥栖で右折して長崎方面に向かえばいいので、久留米を通る必要はない。
実は久留米方面に来たのには理由があるのである。
ここから右折して有明海に面した大川市に向かう。
目的地は、福岡県大川市と佐賀県佐賀市諸富町を隔てる筑後川にかかる昭和10年建造の現存する可動橋としては最古の「筑後川昇開橋」だ。
今回の佐賀行きの目的の半分はここである。
http://www.archi-map.net/~tks_design/jp_saga/chikugo/chikugo.html
昇開橋というのは文字通り昇って開く橋の事で、その昔国鉄佐賀線を通すときに筑後川を昇っていく船を邪魔しないように考えられた。
筑後川が流れ込む有明海は、干潟で干満の差が激しく、満潮時には橋のすぐ下まで水が来てしまい、橋の下をくぐることができなくなってしまう。
そこで、橋の真ん中を船が通るときに約15Mぐらい持ち上げるという方法でこれを解決したのである。
ただし佐賀線はすでに廃線となっており、現在は遊歩道として使われている。
実は佐賀に住んでいた子供のときはこの橋の存在なんか知らなかった。
3年前いとこの結婚式が行われたロイヤルパークホテルがこの橋のまん前にあり、窓からぼおっと眺めていたら橋がゆっくり開閉していたのが見えたのである。このときは時間が無くこの橋をじっくり見ることはできなかった。
そこで今回はこの橋を渡ってやろうとこの地にやってきたのだった。

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