先月買った「オートメカニック誌」に、車の電球をすべてLED(発光
ダイオード)に代えるという特集があった。
およそ10年前に青色の発光ダイオードを日本の技術者が開発して、やっ
と光の3原色がそろい、初めて白色の発光ダイオードが実用化された。
(つまり白い発光ダイオードの中には3色のダイオードがあるわけだ。
当然その分消費電力が多い。)
数年前までは1個数千円していた青色ダイオードも数百円で購入できる
ようになった今、古いオートバイの電装を見直すいいチャンスとなった
のである。
そこでGW中にネットで赤、黄色、白の発光ダイオードを購入、必要な抵抗や
基盤などもそろえ、XL500Sの6V電装のリフレッシュをはかったのである。
ちなみに発光ダイオードは1.9V駆動で消費電力0.02アンペアのも
ので1個30円ぐらいである。(ただし50個単位で購入の場合。50
個というと多いような気もするが、面積の広い12Vの車のストップラ
ンプには40個ぐらい使用する。)
購入したはいいが、電気知識はまったく無い。
結局中学校で習った、「R=E/I」「W=E*I」から始まって電機
のお勉強をやり直す羽目になった。
ありがたいことにインターネット上にはただで教えてくれる人たちがた
くさんいる。
とてもお見せできるしろものではないが、テールランプとストップラン
プの仮モデルは無事点灯した。
これをお見せできるレベルまでにするのは至難の業である。
これが完成したら今度はフラッシャーに挑戦だ。(フラッシャーは消費
電力の少ないLEDに対応したICリレーの製作も必要。ノーマルリレ
ーだとハイフラッシャーになってしまう)
そしてとりは、6V電装の旧車で一番往生するレギュレーターの作成。
そう、すべてノーマルジェネレーターの発生する6Vのままで行こう!
というのが主旨である。
うまくいったら発表します。