先週土曜日にかねてより準備しておいたエスティマの前輪サスペンショ
ンストラットを交換しようと、職場の工場へ行った。(後輪のダンパー
は交換済み）
このエスティマ、右コーナーでギャップを踏むと「がちゃん」と音がす
る。
左のストラットを見ると、シャフトにあるはずの底づき防止用バンプス
トッパーが粉々になってどこか飛んでしまっているのだ。
当然ダンパーも抜けているので、直進時もふらふらする。
購入したのはカヤバのＮｅｗＳＲ、前後セットでも３７０００円という
リーズナブルなやつ。
そのほかにトヨタのディーラーで以下の物を用意した。(新品）
スプリングシートラバー上下、アッパーマウント、バンプラバー、スタ
ビライザーマウントラバー。
そしてオークションで純正の新品スプリングを１台分。
ジャッキアップしてリジットラックをかます・・・。あ、家に忘れた。
ホームセンターで２個入りを購入する羽目になった。
掲示板で「左は簡単なのでダッシュボードをはずしたり面倒な右から交
換したほうがいい」と書いてあったが、簡単な左で練習してと思い、グ
ローブボックスをはずす。
そう、エスティマは普通車だったらボンネット内のエンジン左右にむき
出しとなっているはずのストラットの上部固定ねじ３本が室内にあるの
だ。
ここですべての作業が停止した。
ストラットの上部はすぐそこに見えている。
この３個のナットをはずせば前輪は外れる。
なのに。
１センチほど上に助手席エアバッグのユニットがかぶさっていて、ボッ
クスレンチが入らないのである。スパナならかかるが今度はエアバッグ
ユニットのステーが縦横無尽に走っているため首を振るスペースも無
い。
エアバッグユニットは保安部品だからかサービスマニュアルにも固定方
法が書いて無い。どのねじをはずせば取れるかわからないのだ。
結局、グローブボックスを元に戻し、プロの手にゆだねることになっ
た。
なぜエスティマがミッドシップ後輪駆動から前輪駆動になったかよーく
わかる。旧型は整備性が最低だから。(プラグ交換ですら運転席シート
をはずさないと出来ない。しかも車体下のアンダーガードもはずさない
とレンチが入らない。）
今のＦＦエスティマはボンネットを開ければそこにねじがあるからな
あ。
まあ、ラチェットスパナだったらなんとか入りそうなので今度もう一度
挑戦してから、だめだったらあきらめよう。