梁の上の三角部分の土壁をどうしようか迷ったが、外からの光が漏れま
くっていたのでぶっ壊すことにした。
頭と顔をタオルで覆い、ハンマーでぶんなぐる。
格闘すること30分で軒先に大穴が開いた。
屋根のすぐ下である。
そしてその穴に先日まで汲み取り便所の窓として活躍していた小さなア
ルミサッシを仮止めした。
サッシというのはわずか4本の木ねじで木枠に固定するだけだ。
で、ツーバイフォー材をカットしサッシがきっちり入る大きさに四角く
組む。
水準器で水平をきっちり取りながら、ぽっかりあいた穴の中に浮かせる
ように木枠を柱と梁に固定する。
次にサッシを木枠に押し込み木ねじ4本で固定(上2本、左右各1本、
下は固定しない。木枠に載っているだけである。)
こ一時間ほどで今まで壁だったところに窓がついた。
あと1時間で日が沈む。
はずしてあったトタンを窓の分だけ切り欠いて、元の位置に収めた。
サッシの部分はサッシの枠がトタンの切り口にかぶさるように調整す
る。
そして南の壁と西の壁の境目に継ぎ目を隠すようにアングル型にまげた
トタンをかぶせて壁の工事は完成である。
家の中に入ると新設の窓から西日が入ってまぶしいほど。
なにしろ今までは窓があるのが縁側と風呂、台所、トイレだけだったからなあ・・。それも縁側以外は小さな明り取りだけ・・・。
窓が梁の上のほう(普通のうちの1回天井あたり)にあるため、壁の強
度に影響はない。
この調子で家を一周するように窓を追加すれば薄暗い生活とおさらばで
きそう。
さあ、今週末はいよいよ床と内装だ。