毎度同じ話題で申し訳ないが、トイレ改修のお話。
仕事から帰ると大工さんから電話。
今から会えないかという。
受話器を置き現場をのぞくと。
「おおおおお」
内張りをはがしたトイレ跡は悲惨な状態だった。
土台石から転げ落ちてる土台や、水平なはずなのに片側が腐って左右で
１０センチぐらい高さが違う土台、梁からぶら下がっているだけの柱、
散乱する瓦（トイレになぜ？）傾いた扉と窓、触ると崩れる梁・・・。
こりゃ、施工主に相談しなきゃ工事できないわな。
これじゃ扉が開かないはずだ。
１時間ほど話し合い、まずブロックで囲った上にコンクリートでその一
角を埋め尽くし、１枚の土台ベースを作ってから腐った土台や柱を新調
するか継ぎ足すことにした。これで開いてしまっている外壁をまっすぐ
に立て直す。
そうした上で、トイレは家の骨格と関係なくユニットバスのように内側
に箱を作ってコンクリの上に載せる感じでいく。
ま、１００年建っていたのだからこれぐらいの痛みはあたりまえだ。
けど、ここを買う前に不動産屋がそういう状態を修復せずに内壁や外壁
を張ったのが見え見えである。
確かにトイレはきれいだった。
見かけだけは。
その実、中身は素人が見ても危険な状態の上に目隠ししただけ。
予算と工期がが倍に増え、頭を抱える日々である。
しかも、ここだけ直しても地雷はもっとあるのが容易に想像できるもん
なあ。
また金をためなくっちゃ。