昨日うちに帰ったらトイレの中ががらんどうになっていた。
床に大穴、便器も手洗いも水道管もない。
外に廻ると、汲み取りの便槽も掘り出してあり、きれいさっぱりまっ平
になっていた。
はやっ。さすがプロの仕事。
でも、さほど大きな穴がないのにどうやって掘り出してたのだろう。
ご存知かもしれないが、水洗トイレと違い、汲み取り便所の便槽は便器の真下にないといけないので、当然家の下敷きになっているのだ。
いくら壁際にあっても汲み取り口しか外に出ない。
で、見ていた母に聞いてみた。
「燃やしたよー」「え?」
「新聞紙に火をつけて便壷の周りに放り込んだら」「放り込んだら?」
「しゅるしゅるって感じで縮んだ」
そうか、あれはビニール系の材料でできているのだ。
火であぶれば縮む。なるほど。
「四分の一くらいになったよ」
世の中知らないことがいっぱいあるなあ。
いよいよ月曜日からトイレそのものの改築に入る。
今の2倍の広さにする予定。
そして広くなった部分には漫画の本棚を・・・。
トイレから出てこれなくなりそうだ。