以下の文章はもうひとつの掲示板に書き込んだものです。この話がない
とセローの件につながらないのでコピーしてきました。
弟が北海道行きをきっかけにしてＢＭＷＲ１１５０ＲＴを手放し、同じ
くＢＭＷのＦ６５０パリダカールに乗り換えました。
で、北海道マシンとして残してきたアフリカツインがその役目から開放
されてしまったのです。かぶってるもんなあ。キャラが。
そこへ本当にたまたま「アフリカツインが欲しいんですけど」という話
が舞い込みました。私の近所の人です。(九州にＧＬ１８００を置いて
きてるということでした。こちらで乗るバイクが欲しいとのこと。お嫁
さんも限定解除してます。）
そして、話し合い、現物を見に行きましょうということになって弟のう
ちへ。
顔をあわせると「あれ？」「おやあ？」と両方が不思議そうな顔。
なんと10年以上前におなじ会社にいた者同士だったのでした。
なんて世の中って狭いんでしょう。
7年間ガレージの中で眠っていたアフリカツインはバッテリーをつなぐ
と、7年前に入れたままの燃料で何事も無かったかのようにエンジンが
かかりました。ホンダすごいぞっ！。さすがパリダカールレプリカ！
ただ、ゴムのウィンカーは経年変化で4本とも折れて垂れ下がり、あち
こちさびてはいましたが。
数枚のお札と引き換えに軽トラックに乗ったアフリカツインをさびしそ
うに見送る弟と、ガレージが開いたと喜ぶ嫁さんが対照的で涙を誘いま
した。