本日の出来事
管理人の日記です。落書きが増えて困ってます。どうしましょう。
セロー復活の日
管理人 2004/11/17 20:24:45 compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.0 @p5059-ipad35sasajima.aichi.ocn.ne.jp
先日アフリカツインを買ってくれた人の奥方が、奥にしまってあったセロー225をみて、「ほしーなー」とおっしゃりました。このセロー、預かり物で、1000KMしか走っていないのにタンクがさびだらけ、燃料系全滅、外装ボロという代物で、オークションに出しても売れなかった物です。「タンクのさび取りして、燃料系オーバーホールして、バッテリーを新品にして(セル仕様)動く状態なら外装には目をつぶる」という条件で飼ってくれることになりました。で、日曜日に風邪を押してまずタンクのさびとり。タンクをはずすとさわやかな波の音が聞こえてきます。ザザー、ザザー。キャップをあけてひっくり返すと両手いっぱいの幸せならぬコーンフレークのような錆が出てきました。出なくなったところでガスコックをはずしガムテープで目張りをして薬剤1リッターを注入。これには愛用のRS−R1000という人畜無害の癖に見る見るさびを落とす薬品を使いました。タンクを一生懸命シェイクして薬液を排出したら出てきたのは真っ黒ににごったどぶ水。数回繰り返してやっと地肌が出てきました。はずしたコックは見るも無残な状況。薬液が錆を落としている間にコックにつまった得体の知れない物をほじほじします。どうしてフィルターの先にこんな物が発生するのか不思議でした。次に本家のキャブレター。想像はしていましたが甘かった。何しろフロートが動かない。どうして?と原因を探るとフロートバルブが固着してまったく動かない。これじゃ燃料は落ちてきませんわな。幸いバルブのベースが外れる設計だったので丸ごとキャブクリーナーにどぶ漬けします。その間にあらゆるジェットをはずします。穴の大きいメインジェットすら向こうが見えない。スロージェットは当然没。最後の手段、はりがねすら通らない。で、どうしたかというと、企業秘密、ライターであぶります。こうすると詰まっていた何かが「へび花火(火をつけるとにょろにょろでてくるあれ)」よろしく吹き出てきます。これで詰まっている物が灰になるので針金の出番。こうしてキャブは金をかけずに無事に復活したのでした。ここで日が暮れたので(山の中なので4時には日が沈みます)続きは来週ということで。いずれ写真入でこの惨状をお伝えします。

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【この記事への返信】
Re: セロー復活の日のきっかけ管理人 2004/11/19 18:46:05
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