うーん、もうちょっといい説明を思いつきました!
わかりやすいように箱100個の場合で言いますが、この100
個のうち98個を「あなたが選ぶ前に」開けてみて空箱だったと
したら、残り2個の箱に当たりが入っている確率はそれぞれ2分
の1です。ですが、「あなたがまず箱を1個選び」残り99個の
うち98個を開けて空箱で、最後に箱が1つ残った場合、あなた
が選んだ箱が当たりの確率は100分の1、残った箱が当たりの
確率は100分の99ということになります。この違いがわかる
でしょうか?つまり最初にあなたが選んだ箱は、空箱として開け
られる対象外になっているという点で、他の箱と大きく条件が異
なるのです。あなたが選んだ箱は、上の例の「あなたが選ぶ前
に」98個の箱を開けてみる場合には、かなりの高確率で空箱と
して開けられていたでしょう!さて、空箱として開けられる対象
外になっていた箱と、空箱として開けられる対象になってなおか
つ最後まで残った箱、まだ同じ確率だと思いますか?