はじめまして、WEEDと申します。
エミヤ大戦、大変愉快に読ませていただきました。たしかに一部の批
判のように、オチが若干弱いと感じる部分もありました。ですが、この
タイプの作品は勢いこそが最も重要な部分であると考えます。たしかに
満点とは言い難いかもしれませんが、充分合格点の作品ではないでしょ
うか。
ところでこの作品中、基本的には「セイバー」のエミヤだけが幸せに
なっているのですね。残りのヒロイン達…「アーチャー」には相手が居
ませんが…の性格や諸事情などからして、わかる気も致します。
唯一次点に位置しているのがイレギュラークラス「フール」でしょう
か。もっとも彼の場合は、彼がさほど不幸でなさそうなのは自身の開き
直りによる物が大きいと見えますね。それに一応白髪肌黒ですし「セイ
バー」をやはり羨んでいる以上、自分を騙している部分もありそうだと
見えます。
結局衛宮士郎が幸せになるには、やっぱりアルトリアさんしか居ない
という事なのでしょうか。他ヒロインの事を考えると納得したく無いよ
うな、それでも何か納得させられてしまうような気も致しますね。