おっしゃる通り 深く持つと確かに最初は弾きやすいですし
近くでは大きな音がします。
昔 桐朋の巨匠は親指をフロッグの下にして
持っていたことがあったそうです。
それが フロッグの凹みの所に変わり
最後には弓に触るようになったそうです。
浅く持つと一見音が小さいように思われがちですが
僕は 遠くに通る音になると思っています。
それと浅く持つもう一つの理由は
浅く持つことによって出来る
手のひらの空間を使いたいからなのです。
そこに出来るエアードームを利用して
縦方向の重さに対応し
弓を返すターンの時の横方向のスペースにしたいのです。
先生方は自分が経験し習得した事を生徒さんに教えているので
先生によって違いが出るのは当然だと思います。