またまた返信遅くなりました。
大変な地震でしたけれど Yo-Yo様は大丈夫でしたか?
福島も気になりますね。
僕は自分自身もそうですが
生徒さんにもフラジオレットで調弦してもらっています。
5度の純正調で調弦したら下の弦に行くにしたがって
どんどん低くなって大変なことになります。
したがって オーケストラでも
ピアノと合わせるときでも どんな時でも
フラジオレットで調弦しています。
(ピアノ伴奏のソロの場合は 最初からAは高くしますけれど)
オーケストラでの音合わせはそれほどシビアでは
ありませんが 基本平均率で合わせます。
しかし 問題は弦楽四重奏です。
まず調弦ですが ほとんどのヴィオリストは5度調弦をしますか
ら ヴィオラとオープン弦の音程(特にC線)を
よーく合わせる必要があります。
それから 音程に関してですが
メロディーを弾く時はいいのですが
クワルテットの中で 自分の役割がハーモニーを担当する時には
ハーモニーを担当する人たちが純正調でハモらなくてはならない
のです。その時に相対音程感覚が必要になってきます。
その曲をアナりーゼしてメロディーの所 和音担当の所と場面場
面で 自分の仕事を理解しておく必要があります。
だから 弦楽四重奏は名人が四人集まってもなかなか大変なので
す。