思うところがいくつかあって色々試行錯誤してみました。
結果としては応急処置的な手段くらいしか見つからなかったのですが、その結果気になる挙動があったのであわせて報告です。
まずMAME(とMESS)でのエミュレータの検知の失敗ですが、恐らく最近のVer(多分0.03002か0.03000から)で起こる問題のようです。
MAMEの兄弟というか最近は半融合化しつつあるMESSをコマンドラインから起動させるとエラーチェック用のコンソールウィンドウが毎回表示されて邪魔だなあと思っていたのですが、知人から回避手段を聞いて表示させてなかったので気がつきませんでした。
何故か高度な設定でタイトル検知とかしても上手くいかないのでコンソールウィンドウのほうで引っかかってるようです。
ちなみにコンソールウィンドウが表示される素のMESSでもVer0.02004なら正常に検知されます。
バイナリいじらない素のMESSなら簡単に再現可能なので余裕がある時にご確認をしてみるといいかもです。
■MESS(messui.exeではなくてmess.exe)でのコマンドライン例:
□白黒ゲームボーイで起動させる場合
gameboy -cart $image
□スーパーファミコンで起動させる場合
snes -cart $image
用はカートリッジ系だと
<システム名> -cart <ファイル名>
PC系ディスクとかだと
<システム名> -flop <ファイル名>
のような感じで動作します。
昔コンソールウィンドウをコマンドラインやcfgやiniをいじってどうにか非表示させることができないか試行錯誤した事があったのですが結局見つからなかったので直接バイナリ書き換える強引な手段を用いることで解決していました。
現時点での応急処置としては、
○コンソールウィンドウが出ないMAMEを使う
(MAME32UIや雷豆UI+等UIと本体が一体化してるものを使う)
しかないような気がします。
MAMEPlus!ではなくオフィシャルMAMEや無関係ですがMESSの場合だと、バイナリエディタでアドレス0xDCを03→02に書き換えればコンソールウィンドウは表示されなくなるのでとりあえず最新のCatShanty2でも正常に検知されるようです。