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Re: 企業の個性を生かせるSE
虹の戦士 2007/08/21 01:49:32 @p6034-ipad203kobeminato.hyogo.ocn.ne.jp
>「業務をシステム化に合理的なように修正してからシステムを開発します。それまで開発を開始しません」
>一見、「ご立派」なセリフである。

私は、立派な台詞だとは思いません。
システムを業務に合わせたいと考えるユーザー企業のほうが
多いと実感している。
業務のほうをシステムにあわせた結果、トラブルが発生している
事例のほうが多いという気がする。
とは言うものの、客観的な統計データはありません。

>しかし、そう言う、SEを見ていつも思う。
>「そうかもしれんけど、アンタ達では無理だ」
>企業というのは、特に成長している企業であれば、単純に定式化できない業務ノウハウがいろいろある。
>確かに企業固有であり、特異で、一見不合理に見えるものも多い。

同じ業種・業態であっても、業務内容は会社・組織で
固有の考え方がある。組織の中でどのような人物が
仕切っているのか等などの内的環境、どのような顧客に対してどのような奉仕をしなければならないかなどの外的環境によって業務は変化してくる。
業務と正面向かって提案しない営業、SE、システムコンサルは、
SI業界から去るべきである。


>しかし、実際には、収益の高い企業ほど、それが多い場合をよく見た。
>SEだけでなく、会計士から嫌われる場合もある。
>しかしそれは、顧客に対し、キメ細かいサービスを提供するゆえのことが多いことに気付く。
>つまり、それを廃止すれば、その企業はもう、その企業でなくなるのだ。

その通りだと思います。顧客に満足して頂いて初めて企業の価値が発生する。
システムベンダーは、クライアント先企業の業務やシステムを提案するのだが、
その提案はそのクライアント企業に加えて、クライアントの得意先・取引先のことまで
考慮する意識が働いて初めて、SI業者は信頼を
得ることができる。

>オープンシステムの世の中とはいえ、いまだ第一線で活躍するSEは、汎用機で育ち、その設計ニウハウが染み付いたSEである。
>機能、安全性、安定性、拡張性のみでなく、企業の個性を生かせるSE。これが必要と思う。


顧客企業の固有の考え方に踏み込まないSI業者など、
存在意義は無い。汎用機(ハード製品)を押しうるだけの
営業活動は、顧客にとっては迷惑な話。
モノづくり魂のないSI業者の営業・SEは、IT市場から
退場させられべきである。

適者生存の原則にのっとった世界へ成熟しきれていないのが
SI業界の悲しい現実なのである。

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【この記事の返信元】
企業の個性を生かせるSEKay 2007/08/15 14:29:22